TPPはどうなる?2016/12/18 11:37

 トランプ氏がアメリカの次期大統領に決まったことで、またTPP問題が話題になってになっています。アメリカが参加しようがどうしようが、他の参加国だけでTPPを発行すればいいと思っています。


TPPは元は当時の民主党首相である野田氏が参加表明しました。しかし、民進党党首の蓮舫氏はTPP法案を廃案にしようと努力していました。その努力の甲斐もなく成立したのです。


そのような経緯がありますが、TPPは発行すべきなのです。なぜ発行しなければならないのでしょうか?




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 TPPとは

 TPPは加盟国の間で取引されるすべての品目に対して、関税を原則的に100パーセント撤廃しようという枠組みです。工業製品や農産品、金融サービスなどをはじめ、全品目の関税を全廃しようというものです。


簡単に言うと、TPPは国を開いてオープンにしようというものです。これは以前にも聞いたことがあるフレーズですよね。


そうです。幕末の黒船騒ぎです。1953年7月にペリーが浦賀沖にやってきて日本に開国を迫った話です。今から63年前の事です。


その時黒船に驚いたのは幕府だけではありません。日本中が大騒ぎになりました。その結果、開国派と攘夷派に分かれて殺し合いまでしたのです。


これまでの政界の騒ぎを見ていると、まさに63年前と同じだったのでしょう。おかしくなってしまいますね。歴史を見れば、結論はすぐに出ることなのに、なぜ大騒ぎしたのでしょう?


農業関係者の気持ちはよく分かりますが、もっと大きな視点で見なければなりません。幕末には、黒船という当時の超近代的な兵器を見せられたのですから、嫌という選択はなかったのかもしれません。


今回のTPPには、黒船のような存在がないので、反対したくなったのかもしれませんね。




 TPPは良いのか悪いのか

 TPPが良いのか悪いのかは、幕末の歴史をふり返れば、すぐに分かります。攘夷派と開国派に分かれたものの、攘夷派が開国派に寝返るということが起きました。その中から、薩摩、長洲という2藩が幕府と対峙し明治維新を成し遂げたのです。それは1868年、つまりペリー来航から15年後のことです。


実はペリーが来航した翌年1854年3月に日米和親条約が締結されます。実にペリーが開国を迫ってから1年も経っていないのです。


そういう視点で見ていくと、今の政治は面白いですよ。そろそろ坂本龍馬や西郷隆盛、大久保利通など、幕末に活躍したような人物が表舞台に出てきます。


今は、まだ小物が最後のあがきをしている段階のようです。これから出てくる大物となる可能性のある人を見つけてくださいね。きっと出てきますから・・・。




 歴史は面白い

 我々は自分独自の道を歩いていると考えていますが、よ~く見ると、60年前と同じようなことをしているにすぎません。


歴史を勉強すると、そういうことがいたるところに出てきます。なので、迷った時には歴史をふり返ってみてください。必ず解決策が見つかるはずです。




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