テクニカル分析の壁とは2017/02/07 10:40

 初心者の方は、テクニカル分析を使って取引する時に、理由が分からないのにリスクを取って買ったり売ったりするのが怖いと思われる方がけっこう多いようです。


 何で上がっているのか?その裏にある理由が分からないのに、わけのわからない線を下から上に抜けたから買う?


 何で、そんな事ができるの?そこから上がる保証がどこにあるの?上がらなかったどうするの? という感じです。


これが、ファンダメンタルを一切考えないでテクニカル分析を使って、取引しようとしたときに最初にぶつかる壁です。


 それでは、この壁に対してどのように対応すればいいのでしょうか?




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   どのように対応すればいいのか

 上がらなかったらどうするの?その時は、損切りするだけです。


「そんな簡単に損切りして、納得できるの?」「お金が減るんでしょ?」 と言われそうですが、そういう取引を何度も続けていれば、損よりも利益の方が多くなる事がわかっているからできることなのです。


もちろん、必ず利益がでると保証されているわけではありません。自分でそう理解しているからできるだけの話です。


相場の世界に、保証なんかありません。保証がない中でリスクを取ることができる人が利益を上げていける、そういう世界です。


投資というのは、才能がない普通の人でも、やり方さえきっちりと学べば誰でも利益が上げられると私は思っています。


しかし、“リスクを取れない”という人には、「あなたは投資を止めた方がいいですよ。」とはっきり言います。


なぜなら、投資で利益をあげるために必要な事はリスクを取ることだからです。その条件をクリアできない人は、投資をする資格がありません。




 取引手法があれば・・・

 なぜ株価が上がるのか?その理由が分からなくても、株を買うことはできます。今、株価が上がっている理由が分からなくても、自分の取引ルールに従って行動すれば、利益を上げられます。自分の取引手法、取引ルールを続けていれば利益になるのです。


全てを納得してから取引しようというのでは、残念ながら手遅れになってしまいます。自分なりの判断材料を持って、コントロールできる範囲のリスクを取って取引できるようにしてくださいね。




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サイクル分析をものにするには?2016/10/17 10:15


 サイクル分析ができるようになるには、サイクル分析をモノにするには、どのような勉強をすればいいのですか?という相談をされました。その回答になるかどうか疑問ですが、参考になればと思い紹介します。




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   サイクル分析に関する書籍はあまりない

 サイクル分析というのはとても凄いパワーを持っています。なぜなら、トレンドの変わり目が分かるだけでなく、これからトレンドがどのように変わるのかを予測することができるからです。


しかし、サイクル分析を身に着けようと思ってもサイクル分析について書かれた資料や書籍があまりないというのが実情です。なので実際に勉強しようと思ってもできないのが実情なのです。


サイクル分析と知りあった時に、いろいろ探してみましたが、サイクル分析に関する書籍を見つけることができませんでした。


しかし、たまたまFXの情報商材として販売されている松下誠氏のDVDと巡り遭いました。今は販売されているかどうか分かりませんが、いくらか参考になったので、何度も見て勉強しました。


このDVDは、サイクル分析の説明をしているわけではありません。投資の考え方を説明しているもので、最後にサイクル分析に行き着きます。詳細は分かりませんが、 ある程度は分かります。後は推測するしかありませんでした。




 勉強するならメリマンのサイクル理論から

 まず手に入れて勉強してほしいのはメリマンのサイクル理論です。以前にサイクル理論について説明しているので、一度読んでみてください。

 メリマンのサイクル理論

 相場サイクルの基本ーメリマンサイクル論


このような勉強をしながら、自分なりに実戦で応用していたら、意外と使えることが分かりました。そして、試行錯誤しながら予測できるようになったというのが事実です。


これは私がやった方法ですが、誰でもうまくいくかどうかは分かりません。しかし、今後も投資を続けて行こうと思うのであれば、決して無駄になることはないと思います。




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テクニカル分析は万能ではない2016/07/13 11:26


 テクニカル分析は相場の方向性を捉えやすいので、テクニカル分析手法を使うと利益を上げやすくなります。そのため、個人投資家はテクニカル分析手法を積極的に利用すべきだと言いました。


しかし、テクニカル分析は万能ではありません。何でもそうですが、利点があれば欠点もあります。テクニカル分析の欠点とは、どのようなことなのでしょうか?




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   テクニカル分析の欠点とは

 テクニカル分析の手法にはさまざまな種類があります。市場の方向性を捉えるために、いろいろなテクニカル分析の手法が考えられ、作り出されてきました。


色々な種類のテクニカル分析の手法があるということは、1つの手法だけでは満足のいく結果が得られないことから、いろいろな手法が考え出されたと言えるかもしれません。


もう少し具体的に説明すると、仮にFXの取引をする場合にボリンジャーバンドを使って良い結果が出たとします。これな利用したとしても、必ずしも良い結果になるとは限らないのです。


テクニカル分析の手法には、それぞれ特性があるので、こういう市場には向くけれども、この市場には向かないということがあるのです。それは実際に使ってみなければ分からないのです。


同じ為替でも、ドル/円には使えても、ユーロ/円には使えないということもあるのです。なので、あなたが取引している市場で使えるテクニカル分析手法を探し出すまでに、時間と努力が必要だと言うことです。


但し、慣れてくると、ある程度分かってきますから、それほど時間はかからないと思います。




 未来は誰にも分からない

 投資をしていて感じることがあります。それは未来は誰にも分からないということです。なので、ファンダメンタルズ分析を使おうが、テクニカル分析だろうが、将来の動きを予測するだけで、将来の動きが分かるわけではないということです。


ですから、予測しても当らないことがあるということを理解しておく必要があるのです。いくら精度を上げても、きちんと予測することはできないということです。なので、そこそこ市場の方向性が分かればいいと思って使うことです。




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テクニカル分析の利点2016/07/12 11:31


 テクニカル分析手法を使うと、相場の方向性を捉えやすいことが分かったと思います。相場の方向性が分かれば、それを上手く使えば利益を上げやすくなります。なので、テクニカル分析手法を積極的に利用すべきだと思います。


 それでは、テクニカル分析手法を使うことの利点には、どのようなものがあるのでしょうか?




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   テクニカル分析の利点

1.市場の状況を把握する

 テクニカル分析の目的を簡単に言うと、現在の株価がどのような状態にあるのかを確認するために行います。

例えると、医師の場合、患者の健康状態を確認せずにいきなり手術をすることはありません。患者の健康状態を確認するために、X線写真を撮ったり、MRIなどの高度の医療機器で調べます。そして、原因を突き止めた上で手術をする決断をします。

テクニカル分析もこれと同じです。テクニカル分析のチャートを使って、未来を予測するのではなく、現在の状況を確認してから、今は売りがいいのか買いなのか、あるいは何もしない方がいいのかを考えるために使うツールなのです。


2.リスク管理がやりやすい

 ファンダメンタルズ分析の問題点は、それを用いるアナリストや投資家が、どのものさしに比重をかけるかによって、分析結果が大きく違ってきます。またパラメーターが変わっても個人の思い入れが強い場合には、対応が遅れがちになります。

ところが、テクニカル分析では、この支持線を割ったら売りというように、感情に左右されることが少ないのです。なので、リスク管理がやりやすいのです。

損切り(ロスカット)ポイントを決めておけば、取引で生じる損失を事前に把握することが簡単にできるです。


3.テクニカル分析は個人向き

 著名な投資家の間では、テクニカル分析とファンダメンタル分析のどちらか一辺倒ではダメで、ファンダメンタルをチェックしながら、テクニカル分析で実際の値動きを分析して売買のタイミングと図るというのが最も良い方法だと言われています。

しかし、FXのようなグローバル市場での投資をする場合に、ファンダメンタル分析を一般の個人投資家が出来るとは思えません。なぜなら、各国の金融政策などはその国毎の経済指標や動向を随時確認する必要性があるし、指標等の発表を確認するには若干のタイムラグがあるので、実際には、細かく対応することができないからです。


その点、テクニカル分析は、個人投資家にとって、使い勝手を考えると、とても便利なツールだと言えます。なぜなら、携帯電話などでチャートをチェックすることができるし、パソコンがあれば充分な分析が可能だからです。




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なぜテクニカル分析手法が有効なのか?2016/07/11 11:45


 なぜテクニカル分析手法が有効なのでしょうか?また、なぜテクニカル分析手法が使われるのでしょうか?


テクニカル分析手法を使うことの意味について考えてみましょう。




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   テクニカル分析で将来を予測できるのは

 テクニカル分析は、過去の価格データを使って市場の動きそのものを分析します。政治、経済、金融政策、企業業績など多くの要因によって、相場は動いています。しかし、テクニカル分析の考え方では、すべての事象は価格そのものに含まれると考えています。


どういうことかというと、相場を動かす要因がどのようなものであっても、投資家の売買を通じてしか価格に反映されるものはないのです。なので、価格そのものの動きを分析すれば、最も効率的・効果的に将来を予測することができると考えています。


もし価格の動きがランダムでどちらへ動くのかが、まったく分からないのであれば、将来の予測をすることは不可能です。しかし、現実にはランダムに動くことはありません。むしろ、フラクタル構造を築きながら、一定期間一定方向に動くという特徴を持っているのです。


 投資家から見れば、価格が一定方向に動くという特性があるからこそ、その流れを捉えて取引することで利益を得られるわけです。それは株でも為替でも商品でも同じです。


現実に、相場の世界では過去の値動きと同じようなパターンが繰り返されています。だからこそ我々投資家は、過去の動きのパターンに照らし合わせて将来の動きを予測し、そこから利益を上げることができるのです。相場の動きのパターンが繰り返すからこそ、テクニカル分析が有効なのです。



 テクニカル分析を利用する目的は

 なぜ相場の動きは繰り返すのでしょうか?それは、相場は人間の心理の現われでしかないからです。人間の心理は欲によって動かされます。人間の心理が理性と欲とのはざまで動いているのが相場なのです。


価格が下落している場面で、下落トレンドが上昇に転じる直前の安値で買うことが、最も利益に繋がります。


しかし、安値を予測することは困難です。なぜかというと、安値というのは売りたい人がいないか、それ以下の値段で買おうとする投資家の数が売ろうとする投資家の数よりも多くなる点でだからす。


この安値をその時点で判断することは困難です。後から判断して初めて安値だったことがわかるからです。したがって、相場から利益を上げるために必要なことは、高値と安値を確認することによって、相場の方向を確認することでしかないのです。


そうした相場の方向を自分の利益のために利用することがテクニカル分析の目的なのです。




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