ロスカットの決め方とは?2016/12/16 11:15

先日はリターンをどのように決めればいいのかについて考えてみました。今回はリスクをどのように決めればいいのかについて考えてみます。



 リスクと言っても、リスクには2つのリスクがあることをご存知ですか?




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 リスクには2つのリスクがあります。1つ目はエントリーする時のリスクです。もう一つは買い増しリスクです。


 エントリー時のリスク

 エントリーする時のリスクについて、松下誠氏はエントリー時のリスクは2%以内にすることを推奨しています。しかし現実には5%でも10%でもかまわないと私は思っています。実践での経験で自分なりに変えればいいと思います。


株でもFXでも金でも何でもいいのですが、あなたが取引している銘柄の過去の日足チャートを用意して見てみましょう。どのような日足チャートを見ても、上がったり下がったりを繰り返していることが分かります。


日足チャートを目安に取引する場合、底の部分で買って天井で売れば、売り値と買い値の差が利益として得られます。なのでできるだけ底の部分で買いたいわけです。しかし底値だということは、底値を過ぎて上がり始めなければ底値だと判断できません。


なので実際の取引では、下げている段階で買うか、上げ始めてから買うかしかありません。上げ始めてから買う場合、底値から2%以内で買うのは難しいと思います。


そこでそろそろ下げ止まると予想して、下げている時に買うことが多いのです。この場合、下げ止まったことを確認することができていないので、まだ下げる可能性があるのです。


そのため買った後にロスカットを設定しなければなりません。その値は底値だと予想した値段よりも少しだけ下げた値段にしておきます。その値段と買い値との差がロスカットになります。この場合だと2%以内に抑えることも可能です。




 買い増しリスク

 エントリーが上手く行ったので、さらに利益を取りたいなら買い増しを考えます。ただし、底値からはかなり上げているはずです。買い増しした時もロスカットを設定しておかないと予想に反して下げることになると大きな損失になってしまいます。


それでも買い増しすることが利益につながる可能性が高いので、買い増しをすべきです。なので、買い増しを続けていくとリスクが徐々に大きくなっていきます。


この買い増しリスクをいくらに設定するのかが問題なのです。買い増しの場合、下値の目安となる根拠がないので、簡単に設定できません。ここで買い増しリスクという言葉を使いましたが、実際には資金管理の問題になるのです。


最初は分からないので、えいやで決めてもいいと思います。実践による試行錯誤で変えていくしかありません。




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