誰もが犯してしまう過ちとは2016/10/18 11:34


 これは格言と言ってもいいのかどうか、いささか疑問ではありますが、格言として紹介します。別に、改めて紹介するほどのものではないかもしれません。説明する必要のない、まさしく「自明の理」です。


それは、「上がるものは、必ず下がる」 という格言です。

誰もが当り前のことだと思っているのですが、投資をしていてのめりこんでしまうと、こんな当たり前のことが分からなくなるのです。そういう経験があるのではないでしょうか?




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 誰もが犯してしまう過ち

 安部晋三首相がアベノミクスという経済政策を始めた時には、黒田日銀総裁が始めた異次元の金融緩和によって、為替市場で円安が進みました。そのおかげで株式市場が盛況となり、リーマンショック前まで株価が戻しました。


アメリカでは、いち早く史上最高値を連日更新し続け、これまでの株式市場の低迷を考えると、まるで嘘のような状況に変わってしまいました。


そんな時、投資家の心理状態はどうなっているのかというと、上手くこの流れに乗った人は、まだ相場はこれからだからと買い増しを考えます。上手く乗れなかった人も、いい上昇トレンドがやってきたと考えて、買いに入ろうとするでしょう。


また、おいしい儲け話があると考えて、新しく株式投資を始める人もたくさんいると思います。そんな状況ですから、相場はますます盛況になっていきます。そして、どんどん株価が上昇していました。


しかし、ずっと上がり続けるわけではありません。やはり、どこかで下げ始めます。それが、どこなのか、いつ始まるのかは誰にもわかりません。参加している人は、相場が過熱するほど、下げることを忘れて買いに走るのです。


それが、相場が過熱した状態です。過熱気味だとわかっていても止められないというのが正しいのかもしれません。そこで利益を確保して手を引くことができる人が、勝ち組になるわけです。それは相場のプロが多いのでしょう。




 絶好調の時にやめるのは勇気がいる

 「上がるものは、必ず下がる」という相場の真理が分かっているのに手を引くのがおくれるというのが、一般の投資家、あるいは投資初心者に多いのだと思います。難しいですよね。


絶好調だと思う時にやめるというのは、とても勇気がいることです。それができるのがプロなのでしょう。


素人投資家が利益を確実に得るためには、腹八分で満足して止められるようにルールで縛るしかありません。


もちろん、決めたルール通りに行動することも難しいのもよくわかります。しかし、自分の心をコントロールしない限り、投資家として利益を上げることはできません。


ぜひ、コントロールできるように、心の鍛錬をしてくださいね。




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