相場に寸尺なし2016/10/27 11:33

   投資というのは相場の動きを予測して、これから上がると思った時に買い、下がると思えば売ることで利益を得ます。ところが、相場というのは我々が思った通りに動いてくれません。


思い通りに動いてくれるのなら、何の苦労もいりません。思い通りに動かないから面白いのかもしれません。逆に、思い通りに動かないから、損したり苦境に陥ったりするのです。


 そんな相場の特徴を表した格言を紹介します。

それは、「相場に寸尺なし」 です。




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 相場に寸尺なしとは

 格言は少し説明しなければ分かりにくいかもしれません。
よく知られた格言に、「相場は相場に聞け」というのがあります。相場というのはいろいろな要因で動いていて、上がると思って買ったのに下がり始めるなんてことは日常茶飯事です。なので、相場の動きは相場に聞かなければ分からないということを教えた格言です。


「相場に寸尺なし」も「相場は相場に聞け」と似たような意味合いの格言です。つまり、相場の動きは誰も予測できないのだから、寸尺してもしかたがないことだと教えているのです。


投資で利益を得ようと思えば、相場の動きを予測して、これから上がると思えば買い、下がると思えば売るという行為をします。事前に相場の動きが分かっていれば、利益を上げることは簡単です。


しかし、上がると思って買っても、予測していたように相場が動いてくれないというのが普通です。予想通り動いて利益が上がったなんてことの方が珍しいぐらいです。


それでも相場の動きを予測しなければ、利益を得るための取引してをすることができません。なのに、予測なんかしても無駄だと言うような格言が存在しているのです。




 どのように利益を上げればいいのか

 格言の意味を私なりのとらえ方で説明します。投資ですから、当然予測が基本です。予測しないと利益を上げるための取引ができません。当たり前です。


しかし、これから上がると読んで買うと決めて買ったら、あれこれ考えるな、相場の動きに従って行動しろということだと思います。


つまり、上がると思って買ったのに下げ始めたのであれば、予測が間違っていたのですから、さっさと損切りし撤退するしかありません。もし、予測通り上げ始めれば、そのまま利益が積み上がっていくのを見ていればいいだけです。


相場の動きがどうのこうのと寸尺する必要などないのです。エントリーから利益確定までの流れをきちんとルール化しておけば、なんの寸尺も要らないのです。ぜひ、ルールを作って、ルール通りに取引をしてくださいね。




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