順調な時ほど気を付けなければならない教えとは？ ― 2016/10/11 11:13
順調に利益積みあがっている時は嬉しくて有頂天になりがちです。しかし、そういう時ほど気を付けなくなくてはなりません。それを示唆してくれる格言を紹介します。
それは、「順にいて逆を忘れず逆にいて己を捨てず」 です。
１日、１回、あなたの応援クリックが更新の励みになります。
↓
にほんブログ村にほんブログ村
格言の意味するところは
相場の予想が運よく当たって順調に行っている時は、誰しも値洗い益がどんどん増えてくるわけですから、嬉しくて有頂天になりがちです。そうなってくると、下がることなんか考えられません。
大きな相場で日に日に上がるような場合には、なおさらです。まさに、「行け行けどんどん！」です。しかし、そういう状況になった時こそ、逆に下がり始めた時のことを考えて対応を考えておかなければなりません。
いつ下げ始めてもかまわないように、利益を確保できるように、指値売りをセットするなどの対応をしておくべきなのです。以前にも言いましたが、エントリーする時に、仕切りのポイントまで決めておけば、まったく問題はありません。
相場の状況が変わった時には、その仕切りのポイントを設定し直せばいいだけのことです。それができるかどうかで、獲得できる利益の大きさが決まってしまいます。
予想とは逆の動きになった時には
逆に、エントリーしたものの予想とは逆の動きになってしまった時はどうすればいいのでしょうか？あまりにも大きく下げてしまったために、我を忘れて自暴自棄になる人が少なからずいます。
株の場合なら、塩漬けにしてしまうことになってしまいます。しかし、ＦＸやＣＦＤでは金利がかかるし、商品の場合には追証がかかるので、塩漬けするわけにはいきません。
どうしても処理してしまわなければなりません。できるだけ損失を小さくして処理する必要があります。どのように手仕舞えるのかを考えなくてはならないのです。これも、エントリーする時に、ロスカットを決めてさえおけば、まったく問題のないことです。
ルール化することで防げる
この格言は、ルール化することで完全に防止することができます。エントリーする時には、必ずロスカットと利益確定ポイントを決めることです。それさえ忘れなければ、まったく問題ありません。なので、ルールを作って実行してくださいね。
１日、１回、あなたの応援クリックが更新の励みになります。
↓
にほんブログ村にほんブログ村
