金(ゴールド)の魅力とは？ ― 2016/10/15 10:45
有事の金(ゴールド)と言われるくらい、世の中が乱れてきたときに輝きを増すのが金(ゴールド)です。
世界の警察を自負していたアメリカが自らその座を降りようとしています。そのためロシアや中国などが領土を拡大させる動きを見せています。さらにＩＳなどによるテロの拡散などを考えると、これからますます世の中が乱れことになりそうです。
また金(ゴールド)の時代がやってくるのでしょうか？金(ゴールド)の魅力とは何なのでしょうか？
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『ゴールド(金と人間の文明)』とは
金(ゴールド)について書かれた有名な本があります。
それは、ピーター・バーンスタインの
ゴールド 金と人間の文明史 ／ピーターバーンスタイン(著者),鈴木主税(訳者) です。
この本の冒頭に、サー・トマス・モアの『ユートピア』の文章が掲載されています。
そのまま引用してみます。
「金は、それ自体では何の役にもたたないのに、世界中のあちこちで尊重されている。そもそも人間が用いるためにつくられ、人間が尊重するからこそ価値が生じるものなのに、いまではその人間よりも もっと価値があるとされているというのである。」
トマス・モアは、15～16世紀に活躍した人です。
金の価値は、今から500年以上前となんら変わらないことがよくわかります。
スペインのピサロは、金のためにインカ帝国を滅ぼしてしまいます。マルコ・ポーロは、黄金を求めてジパング(日本)までやってきます。そのような人間の行動が、世界を動かし、歴史を変えることにつながったのです。
黄金色のまばゆいばかりの輝き
金というのは、その金色に輝く魅力によって、人間の営みに様々な影響を与えてきました。人類の歴史が始まって以来、『金（ゴールド）』は貨幣の代用や宝飾品として長く使われてきたこともあって、『銀』や他の貴金属と違い、我々人間と特別な関係を築いてきました。
純金のあの黄金色のまばゆいばかりの輝きを見ていると、女性ならずとも『金（ゴールド）』の虜になってしまいます。皆さんも、一度、『金（ゴールド）』の現物を 手に持ってみてください。
1Kgだと400万円以上するので、ちょっと難しいかもしれませんが、100gバーならなんとか手にすることができると思います。100gバーでも手にすると、その重さに驚きます。ずっしりとした感触がたまりませんね。
重さにも驚きますが、何よりもその金色の輝きを見ていると、本当に飽きることがありません。
『金（ゴールド）』というのは、本当に魅力的です。これから、ますます『金（ゴールド）』が輝く時がやってきそうです。
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