相場の動きに合わせた利益の取り方を示唆した格言とは2016/09/14 10:09


 投資ででっかく稼ぎたいとと思って始めた方が多いと思います。なので、始めて間もない頃は、とにかく大きな利益が得たいと思って取引しているはずです。


しかし、投資経験が長くなると大きな利益を狙ってもなかなか取れるものではないことが分かってきます。そのため、できるだけ損をしないような取引のしかたに変わってきます。


 それが証拠に、次のような格言があるのです。

それは、「大取りよりも小取り」 という格言です。




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 大きな利益を得るために無理をする

 人間というのはだいたい欲が深いものですから、どんな場面であってもできるだけ大きく稼ぎたい、損するなら少ない損で済ませたいと考えるものです。投資の初心者ほどこの傾向が強く、初めての取引でも大きく利益を取ろうと行動してしまいます。


だから、投資のプロや投資経験の長い人から見れば、無謀とも思えるような取引を平気でやってしまいます。運がいい時には大きな利益が取れますが、だいたい大損して終わりというのが通常のパターンです。


なぜ、このような結果になるのかというと、大きな利益をとろうとするので、どうしてもリスクの高いエントリーをしてしまうからです。投資のプロはリスクをできるだけ小さくするようなエントリーを心がけているのに、その逆ですから、失敗すれば怪我が大きくなるのは当たり前です。




 相場の動きに合わせた利益の取り方とは

 相場というのは、周期的な動きをします。大きな周期の動きの中で、また小さな周期的な動きをします。つまり小さなサイクルでの上下動を繰り返しながら大きなサイクルの上下動をしているのです。


ですから、小さな利益が取れるチャンスはいくらでもありますが、大きな利益が取れるチャンスは1年に数えられるくらいしかありません。


小さな変動で利益を取ろうと思えばリスクも小さく、また利益も取りやすいものです。しかし、大きな利益を取ろうと思えば、それだけ利益も大きくなる代わりにリスクも大きくなってしまいます。


なので、初心者であればあるほど、小さな利益を取るようにしなければなりません。そして利益の取り方を身に着けながら小さな利益を取り続ければいいのです。そうすれば、やがて大きな利益が取れるようになるものなのです。




 小さな利益を積み重ねることが大切

 この格言は、このことを示唆しているのです。大きな利益を取ることを考えるのではなく、小さな利益を積み重ねられるような取引のしかた、エントリーのしかたや仕切りのしかたを工夫してみてください。


それをルールとして蓄積していってほしいのです。損を出すことよりも、少しでいいですから、利益を出すことを考えてくださいね。そして、その成功した体験を積み重ねてください。それを続けていれば、やがて大きな利益が取れるようになってきます。間違いありません。




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