自由の国アメリカが危ない? ― 2016/09/01 10:14
いよいよ11月にアメリカ大統領選挙の本選が行われます。
今回の選挙は本当に異例づくめです。共和党のトランプ氏も民主党のクリントン氏も人気がありません。それでも、どちらもが党から指名を受けているのですから仕方がありません。
このままいけばクリントン氏が逃げ切るのではないかと思っているのですが、どちらが大統領になったとしても、やはりこれまでとは違ったアメリカ合衆国になりそうです。
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何が問題なのでしょうか?
今のアメリカはこれまでのアメリカとは違います。2010年にアリゾナ州で不法移民の取り締まりを強化する法案が成立しました。アリゾナはメキシコと国境を接していて、州民の1割が移民です。その移民に対する税金負担がたまらないからという理由で、このような法案が成立したのです。
これまでのアメリカは世界一豊かで自由な国で、世界中から移民を受け入れる素晴らしい国でした。それが、今変わろうとしています。特に、トランプ氏のメキシコ国境に高い壁を築くという主張が多くの賛同者を集めています。
もはやアメリカは、これまでのような世界一豊かで自由な国ではなくなっているようです。国の威信が低下してきたこともあるでしょう。経済的に豊かであったからこそできたことができなくなり国民の意識も大きく変わってきたようです。
なので、どちらが大統領になっても、これまでのようなアメリカであり続けることはできないのです。
豊かさとは何なのか?
ここで今考えなければならないことは、豊かさとは何なのかということです。お金を持っていることが豊かなのでしょうか。もちろん、貧乏であるよりもお金持ちの方がいいに決まっています。しかし、クリスマスキャロルのスクルージのような金持ちではダメに決まっています。
やはり心が豊かなお金持ちでなければなりません。お金によって自分の本質が変わらないことが重要です。なので、お金を稼ぐ力を身につけることは大事ですが、心の豊かさを失わないようにしたいですね。
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