マイルール作りで大事なのは目的! ― 2016/08/02 11:55
投資で勝つためのマイルールを作りたいのであれば、最初にはっきりさせておかなければならないことがあります。それは、投資の目的です。
それでは、なぜ投資の目的を明確にしておかなければならないのでしょうか?
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投資の目的があいまいな人が多い
自分が叶えたい夢や目標を実現するための資金を作る目的で投資をしている人が多いと思います。具体的にこうしたいという目的を持っていれば何の問題もないのですが、最近はムードというか、FXは儲かるからとか友人がやっているからとか、そんな理由で投資を始める人が多いのです。
そんな気持ちで投資を始めても、けっして利益を上げることはできません。たとえ利益が上がったとしても長く続けることができないのです。
まずは、何のために投資を始めるのかをハッキリとさせてください。老後の資金を得るためであったり、家族旅行をするためであったり、人それぞれ目的が違っていていいのです。何をするためにお金儲けがしたいのかをハッキリさせましょう。
どうしても目的を達成するんだという欲求が強い方が達成しやすいので、できるだけ意欲が高まるような目的にしましょう。
なぜ投資の目的が明確でなければならないのか?
なぜ投資の目的を明確にする必要があるのでしょうか?
投資家としての天性を持っている人を除いて、我々のような凡人が、毎月コンスタントに利益を上げようと思えば、投資のルールを作って、感情をできるだけ抑えて取引しなければなりません。
そうした地道な作業をコツコツとこなすことでやっとコンスタントな利益につながるからで。投資というのは、とても地味な作業です。自分で決めたルール通りの状況が来るまで辛抱強く待たなければなりません。
そんな地道な作業に耐えられるのは、自分が達成したい目標や夢があるからなのです。どうしても達成しなければならないと思えば、少々のことは辛抱できるものです。
ですから、投資で何が大事かと聞かれれば、私は「目標」だと答えます。しかも、その目標は具体的であればあるほどいいようです。漠然とした目標ではダメです。具体的であればあるほど、達成するのも早いような気がします。
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儲けるためのリスクの取り方とは? ― 2016/08/03 11:37
マイルールを作る時は誰でもそうなのですが、儲ける事しか考えていません。損することが念頭にないために、リスクを考えないルールになりがちです。初心者ほどそういう傾向にあります。
マイルール作りで大事なことは、リスクを考えてリターンを取るということです。どういうことなのか分からない人もいると思うので、もう少し具体的に説明します。
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リスクの取り方の違いとは
例えば、老後の生活費を稼ぐ場合と家族旅行の資金を得る場合とでは、リスクの取り方を変えなければなりません。生活費を稼ぐ場合には、損を出すと生活に困ることになるので、できるだけ損をしないようにしなければなりません。しかし、旅行資金が得たい場合には、全部なくしても旅行を我慢すればいいだけですから、大きなリスクを取っても問題ないのです。
リスクが違うとリターンが違います。なので、取引のしかたも当然変わります。当たり前のことです。ルールを作るためには、リスクとリターンのとり方を決めなければならないのです。それが決まれば、後はそれほど難しくありません。
投資金額によってリスクの取り方が違う
さらに、もう1つ忘れてならない大事なことがあります。それは投資金額の違いです。10万円を100万円にするのも1,000万円を1億円にするのも資金を10倍にする話ですが、実は大きな違いがあるのです。
10万円を100万円にしようと思えば、資金が少ないので、ほとんど1発勝負で勝ち続けていかなければ100万円にはなりません。しかし、1,000万円もあると、何度か失敗してもやり直しがきくので、勝率は悪くてもいいのです。むしろ、安全確実に殖やしていくべきだと思います。
100万円未満の少ない資金で資産を殖やしたいという人は、大きなリスクを取らなければ大きなリターンを期待することはできません。1,000万円以上の資金がある場合には、リスクもリターンも小さくしながら確実に殖やしていくことを考えるべきなのです。
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相場のこわさ冷酷さを知れ ― 2016/08/05 16:56
投資をしていると怖いと思うことが必ずあります。投資経験の長い人ほど怖い経験をたくさんしているはずです。そういう経験がなくこれまでやってこれた方は、とても幸運な方だと思います。
これまで怖いと思うような経験をあまりしたことがない人は、この格言を雄吠えておいてください。そうならないようにするには、どうすればいいのかを考える意味でも貴重な格言だと思います。
その格言は、
「相場のこわさ冷酷さを知れ」 です。
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投資するのに覚悟は要らない!
少し古い話になりますが、2003年にアメリカ軍がイラクに進行した「イラク戦争」の時に、テレビで見た映像を今でもよく覚えています。戦争というのは人と人が殺し合う悲惨な物だとというイメージを持っていました。
ところが、その時に見た戦争は、テレビゲームを見ているような感覚でした。敢えてそのような映像だけを意図的に流したのでしょうが、戦争のもつ悲惨なイメージはまったく感じられませんでした。
それと同じことが、投資の世界でも起きています。パソコンや携帯電話を使って、いつでもどこでも投資ができる環境になったからです。まるでゲームをしている感覚で投資をしている人が増えているのだと思います。
私が若かったころには、投資をするというのは、ある程度の資産を持っていて、しかも資産を投げ打つだけの覚悟が必要でした。それだけ特異な世界だったということです。それが、誰でもできる代わりに、資産を投げ打ってでもやるという覚悟をもって、投資をしている人なんかほとんどいないでしょう。
今の若い人にすれば、単なるゲームだと思います。最近は、損しても資産まで投げ込むようなことは少なく、昔のように一家離散してしまうような悲惨な状況になることは少なくなったからだと思います。
失敗するから成長できる
とは言っても、投資をしていると思わぬ相場の動きに遭遇することがあります。そういう場面で大損したと言う人も少なくありません。何時何が起きるのか分からないのが相場です。
今、お金のためなら何をしてもかまわないという考え方を持っている人が増えているように思います。そんな人間が増えることに危惧を覚えます。何かかが足りないのだと思います。
せっかく投資するのですから、やはり投資することで得られる経験が大切です。人を成長させるのが経験です。何の苦労もなくお金儲けができるのであれば、成長することかはできません。やはり失敗が大事です。失敗するから成長できるのだと思います。
相場で大損を経験した人は、相場の怖さ冷酷さを身にしみて味わうものです。それがあって初めて相場に真剣に打ち込むようになるのです。それがなければ、単なる「お金儲けゲーム」です。相場のこわさ冷酷さを知れ、これが投資家として成長させてくれるように思います。
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仕掛けと仕切り、どちらが大事なのか? ― 2016/08/06 17:13
投資で利益を上げるために大事なことは、仕掛けと仕切りのタイミングです。どちらも大事であることは、誰もが分かっています。分かったうえで、どちらがより大事かと問われれば、仕掛けの方が大事なのです。
これについては異論もあるかもしれませんが、仕掛けが大事だと言う格言があるのです。
それは、「最後の五分間より最初の五分間」 というものです。
それでは、なぜ仕掛けが大事なのでしょうか?
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仕掛けが大事な理由
仕掛けの方が大事だと言うことは、長期の投資のしかたを考えればすぐに分かります。株でも商品でも何でもいいのですが、たいてい周期的な動きをします。
分かりやすい例として、金(ゴールド)のサイクルを紹介します。金のサイクルは、30年、4年などの長いサイクルからプライマリーサイクル(18週)やメジャーサイクル、トレーディングサイクルのように数日くらいのサイクルまで、さまざまなサイクルがあることが知られています。
長いサイクルで取引する場合、仕掛けのタイミングがより重要になります。なぜかというと、仮に4年サイクルで仕掛ける場合、エントリーに失敗すると、次のエントリーまで4年も待たなければならなくなってしまいます。
なので、エントリーする時には、十分な準備をして臨まなければなりません。それに対して、仕切りの場合、エントリーした時から十分に上昇しているので、ピークを過ぎて仕切ったとしても利益は十分確保できているので、あまり問題ないのです。
利益幅が少し変わるくらいなので、エントリーの時のように、気を使って取引する必要もないのです。
短いサイクルの場合
短いサイクルで取引する場合は、少し状況が違うので、考え方を変えなければなりません。エントリーも大事なのですが、仕切りも大事にしなければならないのです。
短いサイクルの場合には、元々取ろうとする利益幅が小さいので、なるべく利益を大きく取る必要があるのです。なので、仕切りのタイミングにも気を付けなければならないという訳です。
こういうことがあるので、私はできるだけ長いサイクルでの投資をお勧めします。その方が、無理することもないし、ノンビリ利益を上げることができるからです。
何より、精神的に楽ですからね。なので、できるだけ長いサイクルで投資するようにしてください。
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倹約は止めろ!金を使え! ― 2016/08/08 09:31
最近読んだ本を紹介します。
朝倉慶著 『恐慌第2幕 世界は悪性インフレの地獄に堕ちる』
ゴマブックス 2009年刊です。
本の内容を紹介する前に朝倉慶氏というのは、どういう人なのか紹介しようと思ってインターネットで検索してみたのですが、プロフィールを見つけることができませんでした。
今までに朝倉氏の本を何冊か読んでいるのですが、ちょっと謎に包まれた方のようです。
故意にそのようにしているのかもしれませんね。
しかし、船井総研の船井幸雄氏が、“経済予測の超プロ”と認めているようです。 本を読めば本物の経済アナリストだということはすぐに分かります。
それでは、本の内容を簡単に説明します。
リーマンショックが起きる前は世界中が好景気に湧きました。
それはアメリカ人が過剰な消費をしてくれたおかげです。
世界中がバブルに浸ったアメリカ人といっしょになって好景気を満喫した。
しかし、そのつけがリーマンショックとなって不景気になりました。
今度は、世界中がいっしょになって知恵を出し合って
不景気を乗り切ろうじゃないかということになりました。
そのために財政支出を増やして消費しようじゃないかというのが今の流れです。
しかし、よく考えてみると、日本人は過剰な消費をしたわけでもないのに、なぜそのとばっちりをうけなければならないのか?
普通ならば、放蕩息子が莫大な借金をかかえたのであれば、倹約してまじめに働いて借金を返すのが当たり前です。
しかし、世界中が倹約は止めろ!、金を使え!と言っているのです。
どう考えてもおかしいですよね。
ですから、こんなおかしな考え方を続けていると世界経済は間違いなく悪性インフレに入っていくと説明しています。
そんな悪性インフレの時代に金(ゴールド)が暴騰するのは間違いないと断言しています。
しかも、大変動の真っ只中にいることになるのですから、腹を決めて1,2年ゆっくりと同じスタンスで投資することが一番重要だと力説していました。
恐慌第2幕 [ 朝倉慶 ] |
身近な例を使って説明してくれているので、経済のことに詳しくない人にも分かりやすいと思います。
いい本ですので、ぜひ読んでください。
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恐慌第2幕 [ 朝倉慶 ]
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