下がるも理、時至らねば下がるまじ、買い急ぎするは大たわけなり2017/01/23 10:37

 こんなことを今さら言われなくても、こんなことをするわけがないと思うかもしれない、至極当然の格言を紹介します。


 それは、「下がるも理、時至らねば下がるまじ、買い急ぎするは大たわけなり」 です。


格言になっているのですから、当り前のことなのにできない人が少なくないということなのでしょう。なぜ、こんなこともできないのでしょうか?




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 ついやってしまう買い急ぎ

 テクニカルチャートを使って取引している方の中には、買い急いで失敗した経験があるのではないでしょうか。私はせっかちな性格のせいか、買い急ぎをよくやっていました。


テクニカル指標を見ながら売買のタイミングを計っているのですが、売るつもりでエントリーしてもなかなか下がらずロスカットに遭うというのを何度か繰り返すと、これはちょっとおかしいぞ、流れが変わったのかと考えて買いエントリーしたら、いきなりどっと下げてしまったというような経験を何度もしています。


チャートの形やファンダメンタルなどから考えると、下がるところなのに、なかなか下がらないという相場展開がよくあります。そういう展開になっている時は、大口投資家が意図的に大量の資金を動かしていたり、投資家の心理状況など、何らかの要因で予想しているような動きにならないのです。


FXをしている方なら、このあたりの状況はよく分かると思います。こういう相場展開になっている場合には、少し時間が経つと動き始めることが多いですね。買いが入るのを待っているかのように下がり始めます。


多くの投資家が、下がらないかもしれない、あるいは底をうったのかもしれないと思い買うと下がり始めるのです。それを見越しているかのようなタイミングで下げ始めます。




 たまにあるから引っかかる

 いつもこういうことが起きるのならいいのですが、たまにあることなので、つい引っかかってしまうのでしょう。


過去のチャートやテクニカル指標の動きをシュミレーションしてみると、必ず何らかのサインが出ているはずです。それさえ見つければ、同じ手にはまる可能性は低くなります。


なので、しっかりと過去の動きを振り返ってみてください。欲にかられた焦りの気持ちを捨てないと、なかなか見えてこないかもしれません。やってみてください。




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