長期投資の極意「木は庭に植えず山に植えよ」2017/01/05 10:35

  投資経験の長い方でも知っている人が少ないのではないかと思う有名な格言を紹介します。この格言は投資のしかたを示唆してくれるもので、こういう投資のしかたをすべきだと考えています。


 それは、「木は庭に植えず山に植えよ」 という格言です。

何がいいたいのかよく分からないと思った人も少なくないはずです。しかし、知ってしまえばなるほどと思うでしょう。




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   この格言の意味は

 簡単に格言の意味を説明します。

園芸が趣味の方ならよく分かると思います。気に入った苗木を買ってきて、庭に植えてやると、毎日苗木を眺めては、まだ大きくならないのかと気を揉む日々を送らなければなりません。なかなか大きくならないので、じれったくて仕方がないからです。


ところが、山に植えてやると、毎日眺めることができませんから、たまの休みなどに出かけてみると、思っていたよりも育っていると感じるのです。知らぬ間に大きくなっていることに気付きます。


なので、大事なものを育てる時には、ゆったりとした気持ちでのぞむのがよいという教えです。


投資も同じです。ロスカットに遭いながら苦労してエントリーできた建て玉も毎日値洗いを気にしていると、なかなか値洗い益が増えません。しかし、出張や旅行などから帰ってきたときに見ると、値洗い益がこんなに増えているじゃないかと思わずほくそ笑むなんて経験があるはずです。


できることなら、そういうゆったりとした投資をしたいですよね。まさに長期投資の心得を説いた格言なのです。




 理想的な投資法とは

 私の投資法は、基本的に長い期間をかけて利益を取るというスタイルです。といっても、ジム・ロジャーズのように10年以上もかけて利益を取るというような長期ではありません。


週足を見ながら底付近で買って天井付近で売るという方法ですから、利益が得られるのは多くても年に数回です。期間で言うなら中期投資と言った方が良いのかもしれません。


投資を始めたころは短い期間での取引をしていましたが、今のやり方の方が楽なので、こういうスタイルに自然に変わってきました。なので、この格言が示唆している投資法が無理なく続けられる投資法なのだということがよく分かるのです。


時間足や5分足チャートを見ながらデイトレードをしている方も多いようですが、デイトレードは疲れるし長く続けられる投資法ではありません。できるだけ、ゆったりとした投資法で長く投資を続けられるようにしてくださいね。




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