リスクをとらないことが最大のリスク!2016/06/19 10:06


 今の日本は大変な状況になっています。国家の借金が1,000兆円を超えました。日本の財政はいつ破綻してもおかしくありません。さらに、中国の覇権主義の進行や北朝鮮の崩壊などの事態が起きれば、これまでのような安全な生活を送るできなくなってしまいます。


そんな時に大事なことは、自分や家族を守るために何をすべきなのかを考えて準備しなくてはなりません。そのために大事なのが資産を持つことです。


サラリーマンとして働いて預貯金を殖やしたところで資産と呼べるようなものができるはずがありません。やはり投資という手法を使って、資産を殖やすことが最も合理的で短期間で目的を達成できる方法だと思います。



 それでは、どのようなスタンスで投資をすればいいのでしょうか?




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   預貯金は安全なのか

 銀行にお金を預けておけば、時間が経てば利子がついてお金が殖えるという考えを持っている人がほとんどだと思います。しかし、そんなことは過去の話に過ぎません。低金利時代が長く続き、その後マイナス金利の時代に入りました。


今は未だ銀行にお金を預けておけば少しですが金利が付きます。しかし、日銀がさらにマイナス金利政策を進めていくと、銀行にお金を預けておくと金利を支払わなければならない時代になるはずです。マイナス金利政策を先に始めたEUでは住宅を建てるためにお金を借りると借りたお金に金利が支払われるのです。


お金を借りる方が得になる時代がやってきたということです。そんな時代ですから、安全確実にお金を殖やすことがとても難しいのです。つまり何らかのリスクを取らない限りお金を殖やすことができなくなったということです。




 何もしないことが最大のリスク

 お金を預けておくと損失が出るのですから、リスクを取ってリターンを得る方法を考えなければならないのです。どうせリスクを取らなければならないのなら、できるだけハイリターンを得たいですよね。


ハイリスク・ハイリターンの投資をすれば、ハイリターンが期待できるものの一歩間違うとすべてを失うことになるかもしれません。しかしお金の価値が確実に減ることはありません。リターンが期待できるという可能性が広がるのです。


これから何もせずじっとしていると確実に資産が減っていきます。つまり何もしないことが最大のリスクになるのです。


最近、格差やワーキングプアという言葉が定着してきました。負け組が確実に増えているということです。今、何もしなければ、あなたは確実に負け組に入ってしまうでしょう。


あなたは、それで満足ですか?何もしないで負け組になるのを待つか、何かやって負け組になるか、上手くやって勝ち組になるのか、あなたの選択次第なのです。




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意地商いは破滅の因2016/06/20 11:20


 人間のと言うのは思い込んでしまうと、どうしようもなくなることがあります。思い込みが強い性格の人ほど、そのような事態に陥る危険性が強いようです。


例えば、ここまで下げたのだから、ここからは上げると読んで買った時に、損失が膨らんでしまっても、絶対に上がるからと持ち続けてしまう人が少なくありません。


そういう方に覚えておいてもらいたいのが、この格言です。

 「意地商いは破滅の因」

相場と逆に行った建て玉を意地になって持っているのは、大損の元。素直に相場に従うことが大切だという教えです。




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 痛い目に遭わなければ損切りできない

 この格言を投資を始めた頃に身をもって覚えました。上がるだろうと思って買ったところ下がり始めたものの、そのうち上がるだろうと簡単に考えて処分せずにおくと、さらに下がって行くではありませんか。損が積み重なって耐えきれず処分してしまうと上がり始める 。こんな経験を何度もしました。


何度もそんな痛い目に遭ったおかげで、躊躇なく損切りできるようになったのです。損切りは早ければ早いほど、ダメージが少なくてすみますからね。


こういうことは素人投資家ほどやってしまうようです。 損したくないという気持ちが強く働くからだと思います。 特に、現物株の取引しているひとに多いように思います。いわゆる塩漬けというやつです。


どうせ上がるんだからそれまで辛抱すればいいとか、仕切ってしまわなければ、損失が表面化しないと考える人が多いのでしょう。




 信用取引なら大変なことに

 現物取引だから塩漬けにしても問題になりませんが、これが信用取引なら大変なことになってしまいます。借金をして株を買っているので、損失だけでなく金利までかかってしまいます。なので、信用取引をしている場合には、絶対にしてはいけない行為です。


そういう点では、商品の先物取引やFXをしている方は、損切りが早いようです。損失額が膨らむと金利負担もかかってくるので 、そうならないように早めに損切りするようになるからだと思います。


投資をしていると、思惑と逆の流れになることはたびたびあることです。そういう時はさっさと損切りするようにしてくださいね。私は、建て玉した時に必ず損切りを設定することにしています。ルール化することでしか防ぐ方法がないからです。


しっかりルール化してくださいね。自分のためですから。




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利食い千両2016/06/21 11:34


 投資で最も大事なことは何だと思いますか?

それは利食いすること、すなわち利益を確定させることです。


それでは、なぜ利食いが大事なのでしょうか?




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 なぜ利食いが大事なのか?

 投資初心者の方は値洗いがプラスになったといって喜びます。苦労してエントリーして利益が出るのですから喜ぶのが当り前です。喜ばない人はいないでしょう。


しかし値洗い益は仮想現実でしかありません。現段階で利益を確定させれば、それだけの利益が出せますと言うことです。けっして現実の利益ではありません。


なので、いくら値洗い益を積み上げてみたところで、仮想の利益が増えるだけで、あなたの預金通帳のお金が殖えるわけではないのです。実際に利益を確定させないと何の意味もないのです。たとえ少しでも利益を確定させる方が、損失を出すよりもいいに決まっています。


そういう理由で利食いが大事だと言っているのです。この格言では、利食い千両と言っているぐらいですから、どれほど重要なことなのかが分かると思います。




 しかし利食いは難しい

 利食いというのは投資で最も難しいことだと思っています。なぜかというと、値洗いがプラスになれば、いつ仕切っても利益が確定します。しかし、投資家の心理と言うのは面白いもので、「まだ上がるだろう」、「上げるに違いない」と個人の欲望に支配されてしまうのです。


そうこうするうちに下げ始めて、気が付けば値洗いがマイナスになり儲け損なってしまうことがよくあります。なので、利食いのタイミングを見極めるのはとても難しいことなのです。利益がのったら確実に利益を確定させることが大事なのです。


もっと儲けたいと思う心理が強く働くと利食いのタイミングを逃してしまいます。利食いのタイミングを逃しても、まだ利益が出ればいいのですが、損失が出るようなことになると、精神的なショックが大きく嫌になってしまいます。


私も何度も悔しい思いをしました。そういう経験を何度もしたことで、悔やむことがないように利食いのルールを作ったのです。それ以来悩むことはありません。悩むのは、ルールが拙いことくらいです。完璧なルールなんてできませんから、ずっとルールの見直しを続けることになるでしょう。




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投資ってゲームなの?2016/06/22 16:43


 あなたは投資って何だと思いますか?

そんな質問をされると、ほとんどの人がお金儲けだと答えるのではないでしょうか? 確かに投資はお金を儲けるためにするものです。




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 投資をゲーム感覚で楽しむ若者たち

 投資はお金儲けのためだけにやっているのではないと答える人もたまにいます。人間を磨くためにやっているとか、面白いからとか言う理由で投資にはまっている人も少なくありません。


 私が子供の頃には、お金を儲けるためにギャンブルをしている人がたくさんいました。株をやっているなんていうのは、お店を経営しているお金持ちだけでしたから、お金がなければできないものだという考え方が主流でした。なので、投資をしている人がとても少なかったと思います。


しかし、最近では、誰もが投資をしているという状況です。株だけでなく商品投資や投資信託、FX(外国為替証拠金取引)、不動産投資をしている若い人たちが増えています。それも、あまり抵抗感なくやっているようで、悲壮感もありません。まるでゲームをしているようです。




 戦争もゲーム感覚で

   湾岸戦争のときに、アメリカ軍がイラクをミサイル攻撃した時、テレビに映し出された戦争シーンを覚えていると思います。あのシーンを見た時に、『なんだ?これは!戦争って、こんなものなの?!』という驚きを感じました。


戦争というのは、とても悲惨でドロドロとした阿鼻叫喚の世界を想像していたものですから、あの時に見た映像は、何の現実観もありませんでした。まるでテレビゲームの世界だったのです。


今の若者たちが投資をしている姿を見ていると、湾岸戦争の時の感覚に似たものを感じます。今の若い人たちは、ゲーム感覚で投資をしているんだなぁ!?これが、私が今、一番実感していることなのです。




 なぜこのようなことになったのでしょうか?

 一番の原因はオンライントレードの普及です。私もパソコンを使ってオンライントレードをしていますが、トレードをするためのソフトも良くできていて、欲しい情報が即座に表示されます。ローソク足なんか序の口です。テクニカル分析も、ほとんど網羅されています。


驚くのは、週足、日足どころではありません。時間足、5分足、1分足まで、いかなる分析でも即座に出てきます。このようなデータを使えば、トレンドの分析なんか直ぐにできてしまうので、デイトレードが可能になったのだと思います。


このような投資環境の変化を考えると、若い人たちがゲーム感覚で投資をするのも無理はないと感じています。むしろ、彼らのようなコンピューター世代にしてみれば、投資をゲーム感覚で楽しみながらお金儲けをができるというのも、当然のことだと思えてきます。




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脳天気な人が日本には多い?2016/06/23 17:56


 先日、私が住んでいる街の地方銀行の渉外課長さんと話をする機会がありました。
この渉外課長さんの仕事は、顧客の中でもたくさん預金している方や投資に興味がある方に銀行が取り扱っている金融商品を売るという仕事です。


お得意さん廻りをしていて、愚痴を言われることが多くまいってしまうというのです。詳しく聞いてみると、株安で銀行が取り扱っている投資信託も株と同じように値下がりし元本割れしているものが多いために、お客さんに次のように言われるのだそうです。


『おたくが進めてくれた投資信託だけど、元本割れしているじゃない。親戚や友人に、そんなものに投資するからよ!と言われて、頭が痛いわよ。』


預金じゃないのですから、投資したものが元本割れするのは当たり前です。銀行が取り扱っている投資信託は、株をメインにしたものが多いので、株価が下がれば投資信託も下がるのは仕方がないことだと思います。


私は投資家の目で見ているので、投資したものに損失が出るのは当たり前だと思っています。しかし、ごく普通の人の考え方は、すべての金融商品は預金金利がつくのと同じように利益が出るのが当然だと思っているようです。しかも、銀行が進めるのですから、損失がでるようなものを進めたりはしないだろうと考えているようです。




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 脳天気な人が日本には多い

 この話を聞いて、日本人というのは、ほんとうに幸せな人たちだと思いました。そのように思った理由は、次の4つです。

1.損することがとても嫌い
例えば、投資で値洗いがマイナスになっても、仕切らなければ損失が表面化することはありません。だから、いつか戻すだろうと願って、損失を膨らませてしまう傾向があるのです。

2.資産の守り方を知らない
金融ビッグバンによって、1,000万円までは保証されることを知識としては知っているのですが、それ以上の資産は自分で守るしか方法がないのだということを理解していないようです。

3.マイナス金利の意味を理解していない
低金利時代だから銀行預金が少ないことはしようがないと思っています。しかし、マイナス金利が進めば、銀行に預金しているだけで金利を払わなければならなくなるとは考えてもいないようです。

4.低金利時代には、リスクを冒し投資しなければ、お金を殖やすことができないことが分かっていないようです。



 このような人たちにリスクのある金融商品を売っていかなければならない銀行や証券会社など金融商品を販売している会社は大変だと思います。このように無知な人たちに、金融ビッグバンの意義や投資のリスク、これからの時代の流れなどを教育しなければならないのですから。


こういう脳天気な人が日本には多いということです。少なくとも、このブログを読んでいる方は、投資しようという方ですから、この人たちとは、まったくレベルが違うと思います。本当の意味での投資のリスクを理解し投資によって豊かになる人が増えて欲しいと思います。




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