脳天気な人が日本には多い?2016/06/23 17:56


 先日、私が住んでいる街の地方銀行の渉外課長さんと話をする機会がありました。
この渉外課長さんの仕事は、顧客の中でもたくさん預金している方や投資に興味がある方に銀行が取り扱っている金融商品を売るという仕事です。


お得意さん廻りをしていて、愚痴を言われることが多くまいってしまうというのです。詳しく聞いてみると、株安で銀行が取り扱っている投資信託も株と同じように値下がりし元本割れしているものが多いために、お客さんに次のように言われるのだそうです。


『おたくが進めてくれた投資信託だけど、元本割れしているじゃない。親戚や友人に、そんなものに投資するからよ!と言われて、頭が痛いわよ。』


預金じゃないのですから、投資したものが元本割れするのは当たり前です。銀行が取り扱っている投資信託は、株をメインにしたものが多いので、株価が下がれば投資信託も下がるのは仕方がないことだと思います。


私は投資家の目で見ているので、投資したものに損失が出るのは当たり前だと思っています。しかし、ごく普通の人の考え方は、すべての金融商品は預金金利がつくのと同じように利益が出るのが当然だと思っているようです。しかも、銀行が進めるのですから、損失がでるようなものを進めたりはしないだろうと考えているようです。




 1日、1回、あなたの応援クリックが更新の励みになります。
  ↓
 ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村にほんブログ村




 脳天気な人が日本には多い

 この話を聞いて、日本人というのは、ほんとうに幸せな人たちだと思いました。そのように思った理由は、次の4つです。

1.損することがとても嫌い
例えば、投資で値洗いがマイナスになっても、仕切らなければ損失が表面化することはありません。だから、いつか戻すだろうと願って、損失を膨らませてしまう傾向があるのです。

2.資産の守り方を知らない
金融ビッグバンによって、1,000万円までは保証されることを知識としては知っているのですが、それ以上の資産は自分で守るしか方法がないのだということを理解していないようです。

3.マイナス金利の意味を理解していない
低金利時代だから銀行預金が少ないことはしようがないと思っています。しかし、マイナス金利が進めば、銀行に預金しているだけで金利を払わなければならなくなるとは考えてもいないようです。

4.低金利時代には、リスクを冒し投資しなければ、お金を殖やすことができないことが分かっていないようです。



 このような人たちにリスクのある金融商品を売っていかなければならない銀行や証券会社など金融商品を販売している会社は大変だと思います。このように無知な人たちに、金融ビッグバンの意義や投資のリスク、これからの時代の流れなどを教育しなければならないのですから。


こういう脳天気な人が日本には多いということです。少なくとも、このブログを読んでいる方は、投資しようという方ですから、この人たちとは、まったくレベルが違うと思います。本当の意味での投資のリスクを理解し投資によって豊かになる人が増えて欲しいと思います。




 1日、1回、あなたの応援クリックが更新の励みになります。
  ↓
 ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村にほんブログ村