投資マインドを変える!2016/06/07 11:00


 投資で利益を上げるために最も必要なのは何だと思いますか。

この答えは人によってかなり違います。有益な情報、あるいは投資のテクニックや知識、はたまた投資資金など、人によって様々だと思います。それは、その人が今最も足りないと感じている、あるいは最も必要だと考えているからです。


しかし、私が考える最も必要な物は投資マインド、つまり心のあり方だと思っています。ほとんどの皆さんが意外に感じたのではないでしょうか。それでは、なぜ心のあり方が大事なのでしょうか?




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     どんな時でも冷静に対応すること

 取引をしていて迷わない人はいないでしょう。ここで買えば・・・、もう少し待った方が・・・など、取引をしていると迷うことばかりです。そんな時、冷静に迷うことなく買ったり売ったり、あるいは損きりしたりできれば、どれだけ楽なのかと思ったことがありませんか。


いつも冷静に取引できるようなマインドを持つことはとても大事なことなのです。しかし、そういうマインドを持ちなさい、そういう訓練をしなさいと言うつもりはありません。人間というのは迷うのが当り前です。迷っても仕方がないのが分かっていても迷うのです。


どんな時でも冷静に対応するために必要なことはマインドをコントロールすることではありません。そんなことをしなくても、取引をルール化してしまえば良いだけだからです。自分が決めたルールに従って取引することだけに専念すれば、それほど迷うことはありません。




 日本人はまじめな人が多い

 そんなことよりも大事なことは、もっと奥深いところにある心の在り方なのです。日本人というのは律儀で礼儀正しい国民性を持っています。人によって価値観の違いがありますが、日本人は額に汗して働くことによって、お金は儲けるものだと思っている人がほとんどです。なので、たいていの日本人は、投資で利益を上げることに対して、潜在的に罪悪感を持っているのです。


これは日本という国に生まれ育ったために脳がパターン化された結果です。自分で意識していない人が多いと思いますが事実です。


投資でお金儲けをして海外旅行をするぞと考えて投資を始めても、なかなか思うように利益を上げることができない人が多いのです。何故かというと潜在意識は罪悪感を持っているので、儲けてはダメだというブレーキがかかるからです。だから思うように儲けることができないのです。




 マインドを変えるには

 投資で利益を上げようと思えば、潜在意識を変えなければなりません。言葉では簡単なのですが、潜在意識をを変えるのはとてもやっかいなことなのです。我々の思考パターンは、生まれてから現在までの生まれ育った環境、生活習慣、社会環境などによってパターン化されてしまいます。なので、そのパターンを崩さない限り変わらないのです。


長年にわたり積み上げてきた考え方は、なかなか変わりません。明日から、損しても平気でいられるような心の持ち方に変えようと思ってもすぐに変わるはずがないのです。時間をかけてマインドを変えなければなりません。悪いことを考えない、良いことだけを考える脳にする必要があるのです。


それができれば、良いことを実現しようと脳が勝手に働いてくれます。そうなるために何をするのかというと、常にプラス思考になるように良い音楽や言葉をインプットし続けてやらなければならないのです。モーツァルトや自己啓発のCDを聞いたり本を読んだり、インプットし続けることです。


自分の脳が変わるまでインプットし続けてください。




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売り買いは三日待て2016/06/08 11:37


 投資の経験をある程度積んでくると、買うのが早すぎたとか売るのが早すぎたなんて思うことが良くあります。もう少し我慢すれば良かったと悔やむことも少なくありません。


こういう思いをなくすためには、どうすればいいのか悩んでいる方に覚えておいてもらいたいのが、この格言です。

 「売り買いは三日待て」



 どうして3日も待たなければならないのでしょうか。




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 売買のタイミングをルール化しても悩む

 投資を始めた頃は、売買した時にはいつも嫌な思いをしていました。今は、テクニカル分析ツールを使って、買い時や売り時を判断をしているので、 嫌な思いをすることが少なくなりましたが、時々失敗したと感じることがあります。


売買のタイミングをテクニカル分析ツールの指標がこの数値になったら実行するとルール化しているので、大きく間違うことは少なくなりました。なので、悔やむようなことはなくなりました。しかし、ルールそのものを見直さないとダメだと思っています。よりよいルールにするために常に改善を続けなければならないようです。


そういうこともあって、今はこの格言をルールとして取り入れていると考えているので、この格言を思い出す必要もなくなりました。




 この格言が必要な人とは

 取引ルールを持っていなかった頃は、感情で取引していたこともあって、買いたい、売りたいと思ったらすぐに行動していました。それではダメだと気付き、取引したいと思っても 、ちょっと待てと一息入れ直すようになりました。すると冷静になれるのか 、今取引のタイミングなのかと疑問に思うようになりました。


この格言は、売買する時はあせらずに三日待てと言っていますが、今の市場変化のスピードを考えると、3日も待っているわけには行買ないようです。それでも、1日くらいは待った方がいいのかもしれません。もちろん、一息ついて冷静に判断し直すことができれば十分だと思います。


一時の感情の高ぶりを抑えると言う意味からも 時間を空けた方がいいようです。その方が、より客観的に相場を見る事ができるようです。


個人的な性格にもよると思いますが、思い込んだらすぐに行動しないとダメな性格の人は待つのは苦手かもしれません。 しかし、そういう人ほど、冷静に見直すための時間が必要なのです。



 そんな思いを解消するには、取引のタイミングをルール化するしかありません。 テクニカルツールの指標がこうなったら買う、売ると 決めて、その通りに動くだけですから、心の葛藤がまったくなくなります。ぜひ、ルール化してくださいね。




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押し目待ちに押し目なし2016/06/09 11:19


 投資をしている人にとって、押し目買いはとても重要です。なので押し目買いのタイミングを待つ場面がたくさんあると思います。しかし、なかなか押してくれず買えないという経験がある人も少なくないと思います。


そういう経験がある方に知っておいてほしいのが、この格言です。

 「押し目待ちに押し目なし」


この格言は、とても有名ですから知らない人の方が少ないかもしれませんね。この格言についての経験談を紹介します。




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 上昇トレンドで押し目を待つのは当たり前

 上昇トレンドの相場で下げてくることが良くあります。そういう時に、下げきったところで買い増しするというのは定石です。もう少し下げるのではと思って待っていてもなかなか下げてくれません。そうこうするうちに上がり始めて押し目買いができなかったなんて経験を何度もしました。


まさにこの格言の言っている通りなのです。買いたくても買えない、本当にもどかしさを感じます。この格言は、きっと押し目待ちもほどほどにしておけと言っているのでしょう。


なかなか下げなくてイライラしているところで、やっと下げたと思って買ったものの、今度は思っていたよりも下げがきつく、予定よりも大きく下げてしまって損失を出してしまうという経験も何度もしています。




 押し目の予測が間違っている

 なぜ、思うように押し目待ちで買うことがなかなかできないのでしょうか。よく考えてみると、このようなことになるのは、押し目の予測が間違っているからにすぎないのです。


今度はこのくらい押すだろうと予測して待っているのですが、予測している値位置まで下げてくれない、あるいは予測している値位置よりも大幅に下げてしまったということなのです。


そこで考えなければならないことは、相場の勢いです。相場が過熱気味の時には、なかなか押し目がやってきません。そのため、少しの押し目でまた上げていくと言うことになるようです。しかし、相場の勢いを感じながら、勢いに合わせて押し目を予測すると言うのも難しい話ですよね。




 ルールに基づいて押し目買いを試みること

 そこで誰でもできる事は、ルールに基づいてエントリーを繰り返すことです。つまり試行錯誤を繰り返しながら押し目買いを達成すると言うことです。


フィボナッチ数列をご存知の方もたくさんいると思います。フィボナッチ数列から考えると、押し目というのは、直近の上げ幅の0.382倍、0.5倍、0.618倍になる確率が高いのです。もちろん、ちょうど0.382倍、0.5倍、0.618倍の数値になるわけではありません。それに近い数字になるということです。


なので、第一回目の押し目は0.382倍あたりの値段に設定し、それを超えて押すようなら損切りするというような設定にしておくのです。それがダメなら次は0.5倍、さらに0.618倍で設定するという具合です。


現実には、0.382倍の設定時でも何度か試行錯誤しておく必要があります。それは実際に試行錯誤しながらエントリールールを決めなければなりません。かなり失敗しないとできないと思いますので、忍耐と努力が必要です。


そういう苦労をしたおかげで、ルール通りやって押し目買できなければ諦めます。ルールに則って行動するだけですから、悔やむこともありません。イライラしながら投資をしていても続きませんからね。



 儲けさせてくれる時に儲ければいいだけです。そういう気持ちでやる方がいいようです。
ノンビリとやっていきましょう!




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上がった相場は自らの重みで落ちる2016/06/10 11:34


 投資をしていると相場に勢いがあって上がり続けている時には、何故なのか分かりませんが、もう下げることはないのではないかと思ってしまうことがあります。逆に、相場の勢いがなくなって下げ続けている時は、今後上がることはないのではないかと思ってしまいます。


 損失がどんどん膨らんでいる時ほど、そういう気持ちになるようです。本当に不思議ですよね。しかし、相場というのは、一方的に上がり続けたり、下がり続けたりすることは絶対にありません。なので、これから紹介する格言をよ~く覚えておいてくださいね。

 「上がった相場は自らの重みで落ちる」


どういう意味なのか説明する必要もないと思います。私の経験談を紹介します。




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 山高ければ谷深しに通じる格言

 どんなに相場が過熱して上げていても、永遠に上げ続けることはありません。必ず下がる時が来ます。


商品の先物投資をしたことがある方なら分かると思いますが、金や穀物などの価格は上がり始めるとなかなか下げませんね。2012年の始めもそうでした。2011年末12/29日に金の価格は1,523.9ドルで底を打ち、 その後上昇を始めると2/3日まで1ヶ月もの間、ほとんど押し目もなく上げ続けました。


12/29日の1,523.9ドルから2/3日の1,765.9ドルまで 242ドルもノンストップで上げました。そして60ドルほど少し押しますが、最後は2/28日の1,792.7ドルでピークを打つと3/6日には1,663.4ドルまで130ドル近く下げてしまいました。


その間、たった5日間の出来事です。 まさに、自らの重みで落ちてしまったのです。下落し始めると高く上がった相場ほど、落ちるのも早いようですね。




 このような相場の対応の仕方

 もしあなたが、こういう相場で買っていたとしたら、どのように対応しますか? 手仕舞うタイミングがとても難しいのです。まだまだ上げると思って手仕舞うことを躊躇していれば大変なことになってしまいます。これまでは値洗い益が膨らんでいたので、少々下げても大したことはないと余裕があっても、こういう下げ方をすると、利益が絵に描いた餅になってしまうことすらあるのです。


手仕舞いが遅れても利益が出ればいいのですが、下げ足が速いために 損を出してしまうこともあるのです。なので、上がり続けている時ほど注意しなければなりません。


 新高値を更新した時には、いつでも逃げられる体勢を作っておかないと、大きな利益に逃げられて悔やむことのないようにしたいですね。


そのためには、腹八分で我慢すること、そして利食いのルールをしっかりと決めておくしかないのです。




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リスクとは?2016/06/11 11:02


 投資をしていてもっとも嫌なことは、投資によってお金を損することです。投資で損をしないためにどのようなことを考えなければならないのでしょうか。


最近、政治家や大企業におけるリスク管理の問題が話題になっていますが、投資家にとって、投資をする時に生じるリスクには、どのようなものがあるのでしょうか?また、お金を失わないためのリスク管理をどのようにすればいいのでしょうか?




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   一般的なリスク要因

 投資の経験が浅い人ほど、投資する上でのリスクについてきちんと考えていない傾向があります。初心者の方のほとんどは、リスクというとただ漠然と「お金を損すること」、「投資資金がゼロになること」としか考えていないようです。


 投資をする時に投資したお金の価値が減少するリスクとして、次のような要因が考えられます。

1.カントリー(国)リスク
 戦争や選挙、クーデターなどの政治的な出来事、インフレや政府の債務不履行などの財政的問題、地震や旱魃などの天災、・・・など。国の経済力を弱め、その国に対する投資の縮小を引き起こすことになる要因です。


2.為替リスク
 自国通貨が外国通貨に対して強くなってしまったために、外貨建て投資の自国通貨換算での収益が減ってしまいます。


3.金利リスク
 金利上昇の為に、借りたお金で投資をしているような場合、利益が減少するという可能性があります。


4.インカムリスク
 市場全般の利子率が下落するため、投資による収入が減ってしまいます。


5.インフレーションリスク
 生活費などの物価上昇により、投資で得られた実質利益が縮小または無くなってしまいます。


6.産業リスク
 ある産業全体に及ぶ出来事で、関連する企業の株価が大きく上下します。 石油ショックなど・・・。


7.信用リスク
 債権発行者が、期日どおりに利子と元金を支払えなくなる可能性で、デフォルトリスクと呼ばれています。


8.マーケットリスク
 短期もしくは長期的に、株式や商品の価格が下落する可能性。株式や商品などの相場は、価格が上昇する期間と下落する期間が周期的に現れる傾向があります。


9.元本リスク
 投資対象の価値の下落により元本割れをするかもしれない。




 投資対象ごとにリスク要因を考える事

 株式投資よりも分かりやすいので、金(ゴールド)の現物に投資する場合を考えてみます。 金(ゴールド)の現物投資の場合、金は持っていても金利を生みませんからインカムリスクを考える必要はありません。また、カントリーリスク、産業リスク、そして信用リスクもありません。逆に、インフレーションになると、リスクを逆手にとって大きなリターンに変えられる可能性があります。


一般の投資家や初心者の方は、元本リスクだけしか考えてません。金と株とではリスク要因がまったく違います。なので、投資対象によってリスクの質が根本的に違うということを理解したうえで、自分に合った投資対象を選ばなければならないのです。


それだけではありません。時代の置かれた状況によって、どの投資対象が時代の流れにあっているかを考えて投資対象を選ぶことが大切なのですが、自分の資産の内容や投資の目的によって、これらのリスクを考えて、何に投資をするのがいいのかを決めなければならないのです。




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