押し目待ちに押し目なし ― 2016/06/09 11:19
投資をしている人にとって、押し目買いはとても重要です。なので押し目買いのタイミングを待つ場面がたくさんあると思います。しかし、なかなか押してくれず買えないという経験がある人も少なくないと思います。
そういう経験がある方に知っておいてほしいのが、この格言です。
「押し目待ちに押し目なし」
この格言は、とても有名ですから知らない人の方が少ないかもしれませんね。この格言についての経験談を紹介します。
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上昇トレンドで押し目を待つのは当たり前
上昇トレンドの相場で下げてくることが良くあります。そういう時に、下げきったところで買い増しするというのは定石です。もう少し下げるのではと思って待っていてもなかなか下げてくれません。そうこうするうちに上がり始めて押し目買いができなかったなんて経験を何度もしました。
まさにこの格言の言っている通りなのです。買いたくても買えない、本当にもどかしさを感じます。この格言は、きっと押し目待ちもほどほどにしておけと言っているのでしょう。
なかなか下げなくてイライラしているところで、やっと下げたと思って買ったものの、今度は思っていたよりも下げがきつく、予定よりも大きく下げてしまって損失を出してしまうという経験も何度もしています。
押し目の予測が間違っている
なぜ、思うように押し目待ちで買うことがなかなかできないのでしょうか。よく考えてみると、このようなことになるのは、押し目の予測が間違っているからにすぎないのです。
今度はこのくらい押すだろうと予測して待っているのですが、予測している値位置まで下げてくれない、あるいは予測している値位置よりも大幅に下げてしまったということなのです。
そこで考えなければならないことは、相場の勢いです。相場が過熱気味の時には、なかなか押し目がやってきません。そのため、少しの押し目でまた上げていくと言うことになるようです。しかし、相場の勢いを感じながら、勢いに合わせて押し目を予測すると言うのも難しい話ですよね。
ルールに基づいて押し目買いを試みること
そこで誰でもできる事は、ルールに基づいてエントリーを繰り返すことです。つまり試行錯誤を繰り返しながら押し目買いを達成すると言うことです。
フィボナッチ数列をご存知の方もたくさんいると思います。フィボナッチ数列から考えると、押し目というのは、直近の上げ幅の0.382倍、0.5倍、0.618倍になる確率が高いのです。もちろん、ちょうど0.382倍、0.5倍、0.618倍の数値になるわけではありません。それに近い数字になるということです。
なので、第一回目の押し目は0.382倍あたりの値段に設定し、それを超えて押すようなら損切りするというような設定にしておくのです。それがダメなら次は0.5倍、さらに0.618倍で設定するという具合です。
現実には、0.382倍の設定時でも何度か試行錯誤しておく必要があります。それは実際に試行錯誤しながらエントリールールを決めなければなりません。かなり失敗しないとできないと思いますので、忍耐と努力が必要です。
そういう苦労をしたおかげで、ルール通りやって押し目買できなければ諦めます。ルールに則って行動するだけですから、悔やむこともありません。イライラしながら投資をしていても続きませんからね。
儲けさせてくれる時に儲ければいいだけです。そういう気持ちでやる方がいいようです。
ノンビリとやっていきましょう!
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