取引で迷った時は「意見を聞くなら一人だけ」2017/03/01 10:57

 投資というのは、本来、他人の意見を聞いて取引するものではありません。自分の考えで行うのが当たり前だからです。しかし、どうしても迷って、相場が分からないときがあります。


そういう時には、他人の意見を聞くしかありません。そういう時にどのようにすればいいのかを教えてくれるのが、この格言です。


 それは、「意見を聞くなら一人だけ」 です。




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 この格言の意味するところは

 この格言は読めばすぐ理解できると思います。他人の意見を聞くしかない状況になった時には、どのようにすればいいのかというと、意見を聞くのは一人に限定しなさいというのです。


なぜかというと、仮に二人以上に聞いた場合、正反対の考え方になる可能性も十分あります。そうなってしまっては、余計に混乱してしまうだけで、状況はますます悪くなってしまいます。なので一人に限定せよと教えています。


なので、信頼できる人を決めて、聞くようにしなければならないということです。


投資の初心者の場合には、投資に対する考え方だけでなく、取引のしかたも確立していないので、どうしても他人の意見を聞きたくてし方がないと思います。気持ちは分かりますが、経験の浅い人ほど、他人の意見を聞かないようにすべきだと思います。


そんなに迷うのならば、投資なんか止めればいいのです。今は、コンピューターの発達によって、テクニカル分析も簡単にできるし、お金さえ出せば、いろんな投資手法を手に入れることができます。


どれを選んだらいいのか初心者ほど迷う状況にあるのは間違いありません。結局のところ、いろいろ試して失敗しないと分からないことが多いのも事実です。なので、どれか一つに決めて、納得いくまで試してみるしかありません。


そうやって経験していけば、やがて分かるようになってきます。迷いだしたらキリがありませんからね。ひとつに決めて続けることが大事ですね。




 迷った時は取引しない

 私が投資を始めたころは、自分の取引方法が定まっていないこともあって、不安で仕方がありませんでした。その不安な気持ちを打ち消すために、自分と同じ考えを持っている人の意見を聞いては安心していました。


人間というのは面白いもので、同じ考えの人が多いほど安心できるんですね。ところが、結果はまったく逆に出ることの方が多かったように思います。やはり「人の行く裏に道あり花の山」なのかもしれません。


なので、私は迷った時には、取引しないようにしています。だから、できるだけ他人の意見を聞かないようにしています。できるだけ、自分で考えて取引するようにしてくださいね。




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蓄財の基本的な考え方「小なるもたまれば金倉を満たす」2017/02/27 10:13

 この低金利の時代に銀行に貯金したところで、金利で増えるのはごくわずかです。そんな金利を当てにせずに、投資で利益を上げる方が、お金を有効に利用できると考えている方も多いと思います。


政府が個人の投資を奨励していること、さらに株やFXで○○万円儲けたなんて話をよく聞くようになったこともあって、投資を始める方が増えています。


そんな方に蓄財するための基本的な考え方を現した格言を紹介します。

それは、「小なるもたまれば金倉を満たす」 です。




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 格言の意味は

 この格言は、たとえ聞いたことがなくても、読めば何がいいたいのか簡単に分かると思います。「ちりも積れば山となる」という諺がありますが、まったく同じ意味です。


投資を始めた時のことを思い出してみてください。たぶん、一攫千金を夢見て投資を始めた人が多いと思います。1年で資金を2倍、3倍、・・・にしたいと考えていたと思います。


投資というのは、一攫千金の可能性があるから魅力があるのだと思います。最初から、1年で資金の2%、3%の利益が上がればいい、つまり銀行預金よりも利益が出ればいいと考えて始めた方は少ないと思います。




 投資で儲けている人は少ない

 投資を始めて分かったことは、始めたころの夢はなかなか達成できるものではないということです。そのように感じている方の方が多いと思います。


実際のところ、投資で利益を上げている方は、2割にも達しないはずです。たぶん1割もいないのではないでしょうか。


投資で利益を上げる、投資家として生き残るには、この格言のようなやり方をするしかないのかもしれません。


そういう意味からすると、1年で資金の2%、3%の利益が上がればいい、銀行預金よりも利益が出ればいいと考えて投資するというのは、とてもいい投資法だと思います。


誰もやらないやり方なのですから、それだけで、「人の行く裏に道あり花の山」なのかもしれません。確実に利益が積みあがっていきそうですね。うまく結果が出ない方は、これまでの投資のやり方を考え直すべきかもしれませんね。




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先人の知恵がつまったツール「罫線は相場の杖」2017/02/24 10:49

 最近はテクニカル分析を目安に取引をしている人が増えました。罫線だけで取引している人はとても少なくなったように思います。しかし、テクニカル分析を基本において、罫線も参考にしているという人も少なくないと思います。


投資をしている方なら一度は聞いたことがある有名な格言を紹介します。

それは、「罫線は相場の杖」 です。




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 先人の知恵がつまったもの

 罫線というのはローソク足のことです。ローソク足チャートは数字だけでは解りにくい価格の動きをグラフにしたもので、価格の変動のしかたや現在の価格が高いか安いかなどを見極めるのに、とても有効なツールです。


長期的な価格の動きが一目でわかるので、相場の動きを把握するには、とても便利です。 しかし、ローソク足チャートを評価する人とまったく評価しない人と真っ二つに別れます。


評価しない人は、終わった事をあれこれ言っているだけだと考えているようです。さらに、昨今のパソコンの急激な普及によって、さまざまなテクニカル分析チャートが簡単に見れるのですから、ローソク足チャートなんかに頼る必要なんかないと考えている人も多いようです。


確かにその通りです。しかし、私はやはりローソク足チャートに愛着を感じます。相場師として有名な本間宗久が作った酒田五法などは、罫線の見方を説明したものですが、いってみれば投資マニュアルと言っても言い過ぎではないぐらい、すごいノウハウだと思います。


先人の知恵がつまったものがローソク足チャートだと考えています。




 罫線がすべてではない

 ローソク足チャートが役に立つか立たないかは置いておいて、この格言の意味を考えてみます。目の悪い人が歩くときのことを考えてみましょう。目の悪い方は杖を頼りにしながら、歩くことができます。杖から得られる情報を判断して歩みを進めています。


しかし、杖から得られる情報だけで判断しているのではありません。杖から得られる情報を頼りにしますが、最終的には、五感すべてを総動員して判断しながら歩を進めているのです。


相場の動きを見るのも同じです。罫線だけで相場の動きを判断するのではありません。投資家の過去の経験なども織り交ぜながら、罫線の動きを見て判断しなければならないのです。


罫線がすべてではないということです。あくまでも杖でしかないということなのです。最後は、やはり投資家の勘が頼りだと思います。とはいえ、罫線はやはり頼りになるツールです。罫線の勉強もしてくださいね。




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運を待つには死を待つに等し2017/02/22 10:21

 格言の成り立ちを調べると面白いことが分かります。たいていの格言は相場の中から出たものですが、一般の諺が格言になったものもあるのです。


 今回は一般の諺が格言になったものを紹介します。

 それは、「運を待つには死を待つに等し」 です。




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 格言の意味は、

 この諺が意味するところは、何も努力しないで、幸運がやってくるのをただ待っているのは、自減するのを待っているようなもの。運は自分の努力によって切り開かなければならないということです。


そのような諺が、相場にも当てはまるということで、相場の格言として伝えられるようになったようです。相場に当てはめてみると、次のような意味になります。


投資をする上で、チャンスを待つことは必要なことなのですが、ただ運頼みするような投資のしかたでは、せっかくのチャンスを逃がしてしまうことになるだけです。


なので、チャンスの芽は自らの努力によって引き寄せなければ、とうてい投資で利益を上げることなんかできるはずはありません。ただ運を待っているだけでは、自滅するのを待っているようなものだと戒めているのです。




 運を期待しない

 この格言の意味は、頭では簡単に理解できると思います。しかし、実際に取引する場合、なかなか実践できるものではありません。


例えば、これから上がると考えて、買いエントリーしたとします。ところが、思惑とは逆に下がり始めました。取引しているとよくあることです。そんな時、損切りするのが惜しいと、元の値位置に戻るのを待つということをやった経験があると思います。


そうなんです、この時の心境は、元の値位置に戻るよう運が向いてくれるように待っているにすぎません。まさに、この格言通り、死を待っているにすぎないのです。


たいていの場合、元の値位置に戻ることなく下げ続けることになります。しかし、たまに元に戻ることがあるので、期待して待ってしまうのでしょう。


たとえ戻ったとしても、それは運よく戻っただけです。運に任せるのであれば、投資なんかするだけムダです。運に頼ることなく、確率の高い方向に取引するようにしなければ、利益を上げられる可能性が低くなってしまいます。


自分の思惑通りに相場が動いてくれるように、祈るようでは、投資をする資格なんかありません。


いついかなる時でも、流れに乗ることを考えてポジションを維持しましょう。流れが逆になったら、躊躇なく方向転換するように心がけてください。




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相場は常識一辺にて不可なり2017/02/20 11:27

 相場というのは常識では測れるものではありません。実際、相場にはいろいろな力が働きます。機関投資家、ヘッジファンド、お金持ちの投資家、さらにマスコミの情報操作など、いろんな要素が相場に加わります。


そんな状況をすべて理解しようなんて、到底無理な話です。まして、相場の理論や経験など、あっても無意味です。「こうあるべき」「こうなるはずだ」というような偏った考え方にこだわっていたのでは、相場で利益を上げることはできません。


 今日は、そういうことを現した格言を紹介します。

 それは、「相場は常識一辺にて不可なり」 です。




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 経験が長い人ほどよく分かる

 この格言は、知っているかどうかに関わらず、読めば何となく分かと思います。投資の経験が長い人ほど、この格言の意味がよく分かるのではないでしょうか。


投資経験が長ければ、実際の取引場面で、何度も経験していることだと思います。嫌というほど思い知らされたという方もたくさんいると思います。


私なんぞも、理論や常識が何の役にも立たなかったという経験をたくさんしてきました。しかし、それでもなぜか常識や理論にとらわれた取引をしてしまいがちです。


常識はずれの取引をするというのは、やはり勇気が要ります。逆に動いた時の対応も考えておかなければならないので、なかなか大変です。




 自然体でいること

 投資を長くやっていると、こういう場面では、このように動くのではないかと予想できます。なので、ある程度シナリオが描けるので、対応しやすくなります。


しかし、相場というのは、時として思いもかけないような動きをすることがあります。まだまだ経験が足りないからなのか、それとも想像力が足りないせいなのかもしれません。


では、どうすればいいのかというと、あまり考えない方がいいのかもしれません。自然体でいることだと思います。流れに身を任せて、流れについていくのが一番気楽でいいのかもしれませんね。




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