先人の知恵がつまったツール「罫線は相場の杖」2017/02/24 10:49

 最近はテクニカル分析を目安に取引をしている人が増えました。罫線だけで取引している人はとても少なくなったように思います。しかし、テクニカル分析を基本において、罫線も参考にしているという人も少なくないと思います。


投資をしている方なら一度は聞いたことがある有名な格言を紹介します。

それは、「罫線は相場の杖」 です。




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 先人の知恵がつまったもの

 罫線というのはローソク足のことです。ローソク足チャートは数字だけでは解りにくい価格の動きをグラフにしたもので、価格の変動のしかたや現在の価格が高いか安いかなどを見極めるのに、とても有効なツールです。


長期的な価格の動きが一目でわかるので、相場の動きを把握するには、とても便利です。 しかし、ローソク足チャートを評価する人とまったく評価しない人と真っ二つに別れます。


評価しない人は、終わった事をあれこれ言っているだけだと考えているようです。さらに、昨今のパソコンの急激な普及によって、さまざまなテクニカル分析チャートが簡単に見れるのですから、ローソク足チャートなんかに頼る必要なんかないと考えている人も多いようです。


確かにその通りです。しかし、私はやはりローソク足チャートに愛着を感じます。相場師として有名な本間宗久が作った酒田五法などは、罫線の見方を説明したものですが、いってみれば投資マニュアルと言っても言い過ぎではないぐらい、すごいノウハウだと思います。


先人の知恵がつまったものがローソク足チャートだと考えています。




 罫線がすべてではない

 ローソク足チャートが役に立つか立たないかは置いておいて、この格言の意味を考えてみます。目の悪い人が歩くときのことを考えてみましょう。目の悪い方は杖を頼りにしながら、歩くことができます。杖から得られる情報を判断して歩みを進めています。


しかし、杖から得られる情報だけで判断しているのではありません。杖から得られる情報を頼りにしますが、最終的には、五感すべてを総動員して判断しながら歩を進めているのです。


相場の動きを見るのも同じです。罫線だけで相場の動きを判断するのではありません。投資家の過去の経験なども織り交ぜながら、罫線の動きを見て判断しなければならないのです。


罫線がすべてではないということです。あくまでも杖でしかないということなのです。最後は、やはり投資家の勘が頼りだと思います。とはいえ、罫線はやはり頼りになるツールです。罫線の勉強もしてくださいね。




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