戦わざるものは勝たず ― 2016/07/22 11:12
投資の世界では結果が全てです。
一時的に良い結果が出ることがありますが、結果を出し続けることは、とても難しいことです。だから、投資で結果を出し続けることができれば、それだけで凄い投資家だと言えます。
それでは、結果を出し続けるには、どうすればいいのでしょうか?
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結果を出さなければ評価されない
政治家や経営者は、いくら理論を知り知識が 豊富でも、実績を上げなければ、まったく評価されません。逆に、たとえ馬鹿でも実績さえ上げれば評価されます。投資の世界でも同じです。
それは歴史を見れば一目瞭然です。織田信長は若いころに「うつけ者」と言われ誰にも相手にされませんでした。しかし、戦国時代を終わらせるという一大事業を成し遂げています。 歴史の中では、誰もが知っている英雄です。
これまでの長い投資経験の中で、いろんな投資家を見てきました。
一番多いのが評論家タイプの投資家です。投資に関する知識や理論をよく勉強していますから、何でもよく知っています。しかし、投資で利益を上げるのは得意ではありません。
こういう人たちは信長のような人には決してなることができません。
評論家タイプの人と信長とでは何が違うのでしょうか。
実践しなければ分からない事ばかり
利益を上げるために、過去のチャートを使って シュミレーションを行って、実際の取引で 試すということをよくやります。私は、経験のほうが大事だと考えているので、70パーセントくらいの確率があれば、すぐに実践に移ります。もっと低い確率でエントリーすることもあります。
そうして実際に取引をすることによって、エントリーのしかたや 仕切りのポイントを実践で確認していきます。
実際にやってみなければ、分からないことがいろいろあるからです。当初考えていたことと違うことが 、いろいろ出てくるので使えるルールにはならないのです。しかし、失敗を続けていると、徐々にわかってくるんです。何がポイントなのかが。
評論家タイプの人は、90パーセント以上の確率で儲かるようなロジックを欲しがります。 だから、シュミレーションを何度も何度も繰り返すのですが、なかなか見つからないので、実践するところまで行かないのです。
たとえ見つけたとしても、実践で試して手直しするという経験が少ないので、思ったように利益が出せないために、途中であきらめてしまう 人が多いのです。
実践の中で鍛えなければ、実際に使えるものに ならないことがわかっていないのです。なぜかというと、実践経験が少ないので、紙一重の差がわからないのだと思います。
自分が評論家タイプの投資家だと思う人は、この格言を覚えておいてくださいね。
「戦わざるものは勝たず」 です。
たぶん頭では理解しているのでしょうが、身についていないので行動できないのだと思います。小競り合いで何度も負けてもかまいません。最後に、「桶狭間」で勝てばいいのですから・・・。
シュミレーションは、ほどほどにして、実践してくださいね。
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