所得の二極化がさらに進む2016/07/15 11:50


 2005年の国民生活基礎調査によって、年間所得が300万円未満世帯と1000万円以上世帯へと、所得の二極化が進んでいることが分かりました。


その後10年が経過し所得の二極化はさらに進み、アメリカ合衆国のように、「富める者はますます富み、貧しいものはますます貧しくなる」そういう社会になっているようです。


将来、年収300万円以下の低所得者層と2,000万円以上の高所得者層とに完全に分かれてしまうと言われています。


それでは、このような時代に300万円以下の低所得者層に入らないために何をすべきなのでしょうか?




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 ワーキングプアにならないために

 『年収300万円時代を生き抜く経済学』(2003年光文社刊)で有名になった大学教授の森永卓郎氏は、続編の『年収120万円時代』(2007年あ・うん社刊)の中で、3年前に予測した年収300万円生活は甘かったと言っています。


2003年にした予測は、「将来、日本社会は3極分化し、年収3億円以上が約1%、年収300万円クラスが約5割、年収120万円クラスが約4割になる」というものでした。


年収120万円というのは、今話題になっている「ワーキング・プア」です。しかし、今では予測が甘かったと反省している。予測は当たったが、5年後の予測が3年で実現してしまった。


年収300万円でも、工夫次第で豊かな暮らしが実現できると考えていました。しかし、多くの勤労者が「300万円生活」どころか「120万円生活」に突き落とされかけていると言っています。


森永氏は、この著書で、ワーキングプアにならないために、年収300万円を何が何でも確保しなければならない、それが無理なら、潔く世捨て人になる覚悟が必要だと言っています。




 300万円以下の低所得者層に入らないために

 2,000万円以上の高所得者層になろうと思えば、超一流企業に就職するか、会社を起こし経営者の道を歩むか、特殊な技術や能力を身につけて専門家になるしか方法はありません。それ以外の人はみんなワーキングプアになって苦しい生活に耐えていくしかないのでしょうか?


誰もが考えるのが、もう1つ収入源を持つことです。そのために、FXや株、投資信託などをしている方がたくさんいます。FXで1億円儲けたなんて話を聞きますが、投資で利益を上げているのは、実際には一割ぐらいの人でしかありません。ほとんどの方が損しています。


その他には、アルバイト、パート、内職などをしている人も少なくありません。しかし、アルバイトや内職などをしても、時間をとられるだけで、思ったほどお金にならないのが現実です。


こういう時代には、時代の流れに乗っているものに投資することです。儲かっている投資家になるために、時代の流れを捉えることに専念してくださいね。




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