分からぬときは休め ― 2016/07/07 11:30
投資をしていると、これから相場がどのような動きになるのか、まったく予想がつかなくなることがあります。投資を始めて間がない人は分からないのが当り前ですが、続けているとこれから上げてくるとか下げてくるというのが、なんとなく分かるようになってきます。
しかし、相場の経験に関係なく、どちらに向かうのか分からなくなることがあるのです。相場自体が迷っているのだと思います。
そんな状況になった時に思い出して欲しいのが、この格言です。
「分からぬときは休め」 です。
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相場は売るべし、買うべし、休むべし
相場の格言の中に、「相場は売るべし、買うべし、休むべし」というのがあります。これは相場は、買うだけではだめで、利食いや投げなどの売りも適切にできないとダメで、時には休むことも大切だと言っています。そうしないと投資で儲けることができないという教えです。
とくに、相場環境が不透明で分からない時は無理をしないで休みなさいと説いています。なかでも相場の保合い局面は判断が難しいので、どちらかに方向感がはっきりするまで休む方が無難なのです。
取引をしなければ利益は上がりません。しかし、取引していても相場が動かなくなってしまえば、取引していてもやはり利益を上げることができません。なので、相場が分からなくなった時には、無理して取引すべきではないのです。
相場にのめり込むと周りが見えなくなる
相場にのめりこんでいくと、周りが全く見えなくなることがあります。結果が出ないときほど、結果をだそうと焦る気持ちが強くなるので、無理してとりひきを続けていると、逆に損失が大きくなってしまうのです。そういう時には無理せず少し休む方がいいのです。
少し休んで相場の動きを冷静に見ることができるようになると、自然に流れが見えてきます。なので、分からなくなった時は休みましょう!
ただ注意しておかなければならないことは、あまり長く休みすぎると、相場勘を取り戻すのに時間がかかるので、適度な休みにしなてくださいね。
投資って難しいですね。
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儲けるために必要なテクニカル分析 ― 2016/07/08 15:19
投資というのは、相場の流れ(トレンド)を捉えることができれば、とても簡単に利益を上げることができます。なので、相場の流れ(トレンド)を捉えることが最も重要なことなのです。
なぜかというと、大きなトレンドを捉えて取引を始めることができれば、それだけで利益が上がる可能性が大きくなるからです。なので、誰もが必死になってトレンドを捉えようと躍起になるのです。
それでは、どのようにして相場の流れ(トレンド)を捉えればいいのでしょう?
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トレンドを捉えるには
トレンドを捉えるためには、ファンダメンタル分析やテクニカル分析などのツールを使うのが最も簡単な方法だと思います。
大きなトレンドを捉えることができても、すぐに利益につながるわけではありません。トレンドというのは、小さな変化を繰り返しながら、大きなトレンドを形成していきます。
なので、儲けるためには大きなトレンドの中の小さなトレンドを把握しなければならないのです。でも、大きなトレンドを捉えているので、たとえ小さなトレンドを把握し損なったとしても、負ける可能性を小さくできるのです。
トレンドを捉えて利益に結びつけるには
実際に株式などの投資を経験している方なら当たり前のことですが、上昇トレンドを捉まえたからと言っても、いつも右肩上がりで上昇していくわけではありません。
ドルコスト平均法(毎月定期的に同じ金額だけ購入してゆくと、購入時の価格が高い時には少しだけ、安い時にはより多く購入することになるので、平均買付けコストを引き下げることができます。この投資法をドルコスト平均法と呼びます。)のような投資方法を使えば、必ず利益を上げることができますが、単純に売買するのであれば、大きなトレンドの中にいても小さなトレンドを捉まえて取引しないと利益を上げることができません。
しかし、大きな上昇トレンドを捉えても、その中の小さな上昇トレンドに上手く乗れず下げてしまったら、損切りするか価格が再び元に戻ってくるまで辛抱して待たなければならないのです。
そういう経験を何度も経験したことで、トレンドの捉え方を勉強するようになりました。最近のコンピューターの発達とテクニカル分析手法の進化のおかげで、小さなトレンドを捉えることが簡単になりました。
その結果、投資のパフォーマンスが驚くほど上がったのです。しかし、テクニカル分析だけでは、大きなトレンドを捉えることはできません。やはりファンダメンタル分析も加えた方がいいと考えています。
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テクニカル分析手法の種類 ― 2016/07/09 11:11
投資などで使われる分析方法には、大きく分けるとファンダメンタル分析とテクニカル分析とがあります。
ファンダメンタル分析というのは、経済の基本を分析することで、将来の動向を予測する分析方法です。それに対して、テクニカル分析というのは、相場の動きそのものが先行きを予測するための判断材料となるという考え方に立って、過去の相場の動きをさまざまな手法で分析して将来の動向を予測する分析方法です。
テクニカル分析には、どのようなものがあるのでしょうか?
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テクニカル分析の種類
テクニカル分析も大きく分けるとトレンド系とオシレータ系に分けられます。
トレンド系テクニカル分析
トレンド系テクニカル分析というのは、価格変動のトレンド(方向性)をもとに判断していく分析手法です。
トレンド系テクニカル分析を行うことによって、現在トレンドが発生していることを判断するだけでなく、発生しているトレンドが上昇トレンドなのか下降トレンドなのかを見極めます。さらに、そのトレンドがどれくらいの強さなのかを判断するために使います。
代表的なトレンド系テクニカル分析には、次のようなものがあります。
・ローソク足
・移動平均線
・ボリンジャーバンド
・DMI
・エンベロープ
・一目均衡表など
オシレータ系テクニカル分析
オシレータ系テクニカル分析というのは、価格の一時的な変動や転換点をもとに判断していく分析手法です。
オシレータ系テクニカル分析を行うことによって、価格の絶対水準とは関係なく、現在の相場の状態が買われすぎているのか売られすぎているのかを判断します。
レンジ相場(もみあい相場)の場合、オシレータ系テクニカル分析を使って逆張りトレードすると、利益を上げやすいと言われています。
代表的なオシレータ系テクニカル分析には、次のようなものがあります。
・ストキャスティクス
・MACD
・モメンタム
・RSI
・RCI
・移動平均乖離率など
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なぜテクニカル分析手法が有効なのか? ― 2016/07/11 11:45
なぜテクニカル分析手法が有効なのでしょうか?また、なぜテクニカル分析手法が使われるのでしょうか?
テクニカル分析手法を使うことの意味について考えてみましょう。
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テクニカル分析で将来を予測できるのは
テクニカル分析は、過去の価格データを使って市場の動きそのものを分析します。政治、経済、金融政策、企業業績など多くの要因によって、相場は動いています。しかし、テクニカル分析の考え方では、すべての事象は価格そのものに含まれると考えています。
どういうことかというと、相場を動かす要因がどのようなものであっても、投資家の売買を通じてしか価格に反映されるものはないのです。なので、価格そのものの動きを分析すれば、最も効率的・効果的に将来を予測することができると考えています。
もし価格の動きがランダムでどちらへ動くのかが、まったく分からないのであれば、将来の予測をすることは不可能です。しかし、現実にはランダムに動くことはありません。むしろ、フラクタル構造を築きながら、一定期間一定方向に動くという特徴を持っているのです。
投資家から見れば、価格が一定方向に動くという特性があるからこそ、その流れを捉えて取引することで利益を得られるわけです。それは株でも為替でも商品でも同じです。
現実に、相場の世界では過去の値動きと同じようなパターンが繰り返されています。だからこそ我々投資家は、過去の動きのパターンに照らし合わせて将来の動きを予測し、そこから利益を上げることができるのです。相場の動きのパターンが繰り返すからこそ、テクニカル分析が有効なのです。
テクニカル分析を利用する目的は
なぜ相場の動きは繰り返すのでしょうか?それは、相場は人間の心理の現われでしかないからです。人間の心理は欲によって動かされます。人間の心理が理性と欲とのはざまで動いているのが相場なのです。
価格が下落している場面で、下落トレンドが上昇に転じる直前の安値で買うことが、最も利益に繋がります。
しかし、安値を予測することは困難です。なぜかというと、安値というのは売りたい人がいないか、それ以下の値段で買おうとする投資家の数が売ろうとする投資家の数よりも多くなる点でだからす。
この安値をその時点で判断することは困難です。後から判断して初めて安値だったことがわかるからです。したがって、相場から利益を上げるために必要なことは、高値と安値を確認することによって、相場の方向を確認することでしかないのです。
そうした相場の方向を自分の利益のために利用することがテクニカル分析の目的なのです。
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テクニカル分析の利点 ― 2016/07/12 11:31
テクニカル分析手法を使うと、相場の方向性を捉えやすいことが分かったと思います。相場の方向性が分かれば、それを上手く使えば利益を上げやすくなります。なので、テクニカル分析手法を積極的に利用すべきだと思います。
それでは、テクニカル分析手法を使うことの利点には、どのようなものがあるのでしょうか?
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テクニカル分析の利点
1.市場の状況を把握する
テクニカル分析の目的を簡単に言うと、現在の株価がどのような状態にあるのかを確認するために行います。
例えると、医師の場合、患者の健康状態を確認せずにいきなり手術をすることはありません。患者の健康状態を確認するために、X線写真を撮ったり、MRIなどの高度の医療機器で調べます。そして、原因を突き止めた上で手術をする決断をします。
テクニカル分析もこれと同じです。テクニカル分析のチャートを使って、未来を予測するのではなく、現在の状況を確認してから、今は売りがいいのか買いなのか、あるいは何もしない方がいいのかを考えるために使うツールなのです。
2.リスク管理がやりやすい
ファンダメンタルズ分析の問題点は、それを用いるアナリストや投資家が、どのものさしに比重をかけるかによって、分析結果が大きく違ってきます。またパラメーターが変わっても個人の思い入れが強い場合には、対応が遅れがちになります。
ところが、テクニカル分析では、この支持線を割ったら売りというように、感情に左右されることが少ないのです。なので、リスク管理がやりやすいのです。
損切り(ロスカット)ポイントを決めておけば、取引で生じる損失を事前に把握することが簡単にできるです。
3.テクニカル分析は個人向き
著名な投資家の間では、テクニカル分析とファンダメンタル分析のどちらか一辺倒ではダメで、ファンダメンタルをチェックしながら、テクニカル分析で実際の値動きを分析して売買のタイミングと図るというのが最も良い方法だと言われています。
しかし、FXのようなグローバル市場での投資をする場合に、ファンダメンタル分析を一般の個人投資家が出来るとは思えません。なぜなら、各国の金融政策などはその国毎の経済指標や動向を随時確認する必要性があるし、指標等の発表を確認するには若干のタイムラグがあるので、実際には、細かく対応することができないからです。
その点、テクニカル分析は、個人投資家にとって、使い勝手を考えると、とても便利なツールだと言えます。なぜなら、携帯電話などでチャートをチェックすることができるし、パソコンがあれば充分な分析が可能だからです。
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