テクニカル分析の利点 ― 2016/07/12 11:31
テクニカル分析手法を使うと、相場の方向性を捉えやすいことが分かったと思います。相場の方向性が分かれば、それを上手く使えば利益を上げやすくなります。なので、テクニカル分析手法を積極的に利用すべきだと思います。
それでは、テクニカル分析手法を使うことの利点には、どのようなものがあるのでしょうか?
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テクニカル分析の利点
1.市場の状況を把握する
テクニカル分析の目的を簡単に言うと、現在の株価がどのような状態にあるのかを確認するために行います。
例えると、医師の場合、患者の健康状態を確認せずにいきなり手術をすることはありません。患者の健康状態を確認するために、X線写真を撮ったり、MRIなどの高度の医療機器で調べます。そして、原因を突き止めた上で手術をする決断をします。
テクニカル分析もこれと同じです。テクニカル分析のチャートを使って、未来を予測するのではなく、現在の状況を確認してから、今は売りがいいのか買いなのか、あるいは何もしない方がいいのかを考えるために使うツールなのです。
2.リスク管理がやりやすい
ファンダメンタルズ分析の問題点は、それを用いるアナリストや投資家が、どのものさしに比重をかけるかによって、分析結果が大きく違ってきます。またパラメーターが変わっても個人の思い入れが強い場合には、対応が遅れがちになります。
ところが、テクニカル分析では、この支持線を割ったら売りというように、感情に左右されることが少ないのです。なので、リスク管理がやりやすいのです。
損切り(ロスカット)ポイントを決めておけば、取引で生じる損失を事前に把握することが簡単にできるです。
3.テクニカル分析は個人向き
著名な投資家の間では、テクニカル分析とファンダメンタル分析のどちらか一辺倒ではダメで、ファンダメンタルをチェックしながら、テクニカル分析で実際の値動きを分析して売買のタイミングと図るというのが最も良い方法だと言われています。
しかし、FXのようなグローバル市場での投資をする場合に、ファンダメンタル分析を一般の個人投資家が出来るとは思えません。なぜなら、各国の金融政策などはその国毎の経済指標や動向を随時確認する必要性があるし、指標等の発表を確認するには若干のタイムラグがあるので、実際には、細かく対応することができないからです。
その点、テクニカル分析は、個人投資家にとって、使い勝手を考えると、とても便利なツールだと言えます。なぜなら、携帯電話などでチャートをチェックすることができるし、パソコンがあれば充分な分析が可能だからです。
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