実際の取引における問題点を修正するには ― 2016/04/21 12:06
相場の動きは自然界に当たり前に存在するフラクタル構造であることが分かりました。このことが分かっただけでも投資で利益を上げるヒントになります。つまり、相場の動きは過去の動きを分析することによって、将来の動きを予想することができるからです。
それでは、どのように利用して利益を上げればいいのでしょうか。
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実際の取引における問題点とは
相場の動きはフラクタル構造になっています。ローソク足チャートを見れば、誰でも理解できることです。しかし、ここに大きな問題点があるのです。図に描かれているような理想的なフラクタル構造というものは実際には存在しません。
例を上げて説明すると、雪の結晶はフラクタル構造としてよく知られています。フラクタル構造をしているように見えますが、実際には細かい部分が少しずつ違っているのです。完全な相似形ではないのです。
相場の動きも同じで、以前と同じような動きをしているように見えますが、実際には少しずつ違います。値位置が違ったり、最後の上昇や下落の時期が早くなったり遅くなったり、また幅が大きかったり小さかったり、その時その時で微妙に変わるのです。
サイクル理論などを使いながら、そろそろ買いや仕切りのタイミングだ待ち構えていたとしても、それが微妙に変わってくるので、それを知ったうえで調整しなければならないのです。
それでは、それをどのように把握すればいいのでしょうか。
テクニカル分析ツールの利用
投資で利益を上げるために、投資家は何かのテクニカル分析ツールを使います。ツールから得られるサインを見て実際の取引をします。なので、投資家は自分の取引スタイルに合ったツールや使いやすいツールを使います。1つのツールでは思うようなパフォーマンスが得られないと2つ以上のツールを使って売買時期の判断をしている投資家も少なくありません。
先ほどの微妙なズレを把握するために役に立つのがテクニカル分析ツールなのです。テクニカル分析ツールだけで取引している人がほとんどですが、さいくる理論と合わせて使う方がはるかに効果が上がります。
ピークやボトムを付ける時期をしっかり把握したうえで、テクニカル分析ツールを使って補完していくという取引のしかたが最も効率よく利益を上げられる方法だと思います。なので、どのようなテクニカル分析ツールがいいのかを常に勉強し試行錯誤することが重要なことなのです。
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