予想するから利益を上げられない2016/11/30 10:54

   日本の株式市場が国際化したことも有りますが、世界の市場が連動して動く傾向にあります。特にアメリカの経済指標の結果によって、相場が大きく動きます。


アメリカの雇用統計などは特に影響力が大きい指標ですから、毎月大騒ぎになるのが恒例になっているくらいです。それほど注目される指標なので、発表される前に事前予想が飛び交います。


人間というのは終わったことよりも、これから先のことにより強く関心を持つ傾向があります。なぜかというと、人間は欲の塊ですから他人よりも少しでも先を読んで儲けたいという気持ちが強いからでしょう。



 今日は、よく知られた格言を紹介します。それは、「知ったらしまい」です。




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 知ったらしまいとは

 この格言は、聞いたことがある人がほとんどだと思います。今さら説明する必要もないかもしれませんが、同じような格言に、「ニュースは発表されたら古臭いものとなる」などがあります。「噂で買ってニュースで売る」というのも同じような意味あいです。


実際に雇用統計などの指標が発表されても、発表された実績が事前予想と大きくかけ離れた数字でない限り動かない傾向が強いようです。予想通りなら、相場でよく使われる「材料出尽し」となります。予想を下回る数字なら売られるという展開になってしまうのです。




 予想するから利益が上がらない

 投資で利益を上げるためには、相場がどのように動くかなんて、実はあまり考える必要はありません。なぜかというと、動く方向に乗りさえすればいいだけだからです。


ヘタに予想して対応するから、思惑通りに動かないことがストレスになるのだと思います。そんなことよりも、しっかりした取引ルールを作って、自分の取引ルール通りに取引すればいいのです。


そうすれば、指標の結果によってどのように動こうが全く関係ありません。むしろ、ルールがしっかり機能してくれるかどうかをチェックして、ルールの見直しをするへきなのです。


どうしても心配ならば、重要指標の発表前に、ポジションを整理しておくようなルールを追加すればいいだけです。




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