取扱する通貨ペアを選ぶには?2018/06/04 09:09


 世界中には100以上の国がります。なので、FXで取引できる通貨も100以上あると考えられますが、実はそうではありません。FXで取引できる通貨は限られています。


FXの取引会社が扱っている通貨は、基軸通貨を中心に新興国でも比較的大きな国で通貨の流通量が多い通貨に限られるのです。そりゃそうですよね、流通量が少ない通貨を取り扱っても、たまにしか取引が成立しないのでは投資にならないですよね。


というわけで、取引できる通貨は、通貨ペアにして20ペアぐらいです。取引会社によって、取り扱っている通貨ペアがまったく違います。基軸通貨の取引するなら問題ありませんが、希少な国の通貨を取り扱っている会社はとても少ないのです。



 FXの取引会社を選ぶ時には、通貨ペアの数も考えるべきなのですが、それよりも自分が取引したい国の通貨を取り扱っている会社を探す方が良いと思います。取引したい通貨ペアを取り扱っているかどうかを確認してくださいね。


FXの投資家は次のような考え方で、通貨ペアを選んでいる方が少なくありません。多くの取引会社が扱っている基準通貨や流通量の多い通貨では、価格の変動が少ないので利益が出しにくいので、なるべく価格変動が大きな通貨ペアを探しています。


このような通貨は流通量が少ないですから、政治や経済のちょっとした変化でも大きく動く傾向があります。変動が大きければ大きいほど利益は出しやすいですからね。しかし、同じように損失も出しやすいわけですから、そういう通貨選択が良いのかどうかは分かりません。


また希少な通貨は流通量も少ないので、取引したくてもできないということもあるので、リスクが大きいことも事実です。



 私は基軸通貨同士の通貨ペアで取引するのが基本だと考えています。利益を出したいのなら取引量を大きくすればいいだけなので、あまりギャンブルのような投資法は考え物です。ドル/円でもかなり動いていると思うのですが・・・。

FXの取引会社選びのポイントとは?2018/06/06 10:31


 FXの取引会社を選ぶ時に最も重要なのが、その会社の信用力を調べておくことです。しんようできる会社でなければ安心して取引できませんからね。


大事なお金を預けるのですから、もし倒産でもしてしまうと、いくらFXで大きな利益を上げていたとしても何の意味も無くなってしまいます。なので、儲けたお金がしっかりと戻ってくる会社で取引しなければなりません。安心して取引できるかいしゃかどうかを見極めるのは、「信託保全」です。


信託保全している会社であれば、会社の運営資金と顧客の資金を別々に管理しているので、もし運悪く会社が倒産したとしても、顧客の資金に影響はありません。証拠金も含めて100%戻ってきます。


しかし、信託保全していない会社では、顧客の資産は手元に戻る可能性が高いのですが、取引中の証拠金は戻らないことが多いようです。なので、信託保全していることをかくにんしてください。



 最近は政府の指導もあって信託保全が義務化されているので、ほとんどの会社が信託保全しています。但し、これは日本資本の会社に限ります。外国資本の会社や海外の会社では、信託保全していない会社がまだまだたくさんあるので気を付けなければなりません。



 FXとよく似た取引にCFDというのがあります。CFDの取引は信託保全が義務化されていません。CFDでは、FXと同じように外国為替もできます。FXだけでなく原油や金、穀物などの商品先物取引も、さらに株の取引さえもできます。


なので、FXの取引会社を選ぶ時には、信託保全している会社かどうかを必ず確認してくださいね。商品先物や株の取引ができる会社は、特に注意して調べるようにしてください。

取引を始める前に利用したいデモトレードとは?2018/06/08 16:03


 FXの取引がどのようなものなのか、あるいはどのように取引するのかを事前に知ってもらうためにFXの取引会社が用意しているのがデモトレードです。もちろんデモトレードは無料で体験できます。デモトレード用の口座を開設するだけで自由にできます。


FXの初心者の方や、これからこの会社で取引して見ようと考えている方は、ぜひデモトレードをしていただきたいと思います。


デモトレードは、投資をするものにとって、とても有り難いサービスです。デモトレードではFX取引会社の仮想マネーを使います。なので、お金以外は実際の取引となんら変わりがありません。



 FXの取引方法には、インターネット上の画面から取引する方法、インターネット上の取引ツールから取引する方法、パソコンに取引ツールをインストールして使用する方法、その他にスマホアプリを使って取引する方法などがあります。


FXの取引会社によって、方法が違う上に機能にも違いがあるので、使い勝手の良し悪しは、実際に使わなければ分かりません。なので、デモトレードがあれば、そのあたりの確認ができるので、取引を始める前に利用しない手はありません。


ただ、デモトレードのサービスを用意している会社が少ないのが問題です。



 デイトレードのように頻繁に取引する方は、取引ツールの使い勝手が成果に大きな影響を与えるので、デモトレードで確認してから、取引会社を選ぶようにしてください。月に数回程度のノンビりとした取引をするのであれば、あまり考える必要はないかもしれません。

取引口座への入出金手数料2018/06/12 09:13

 
 FXの取引会社を選ぶ時に、絶対に確認しておかなければならないことがあります。それは取引口座の維持管理料と出金する時に必要な手数料です。


維持管理料は仕方がないとしても、出金するのに手数料を払わなければならないのは嫌ですよね。せっかく苦労して利益を上げたのに、FXの取引とは直接関係ないところで利益が減るのですから・・・。


国内の取引会社ならあまり気にすることはないのですが、海外の取引会社だと出金にかかる手数料がばかにならない金額になるので、しっかり確認しておく必要があります。


出金時の手数料が無料になるか有料になるのかは、FXの取引会社が金融機関と提携しているかどうかで決まります。なので国内の取引会社を選ぶ方が安心だといえるかもしれません。



 最近では、インターネットバンキングの普及によって、日本のFX取引会社の場合、入金手数料はネット入金なら無料の会社が多いですね。ただ、全ての銀行や金融機関に対応しているわけではないので、FXの口座を開設する時に、しっかり確認してくださいね。


この際ですから、入出金手数料が安い銀行に口座を開設するというのも1つの手だと思います。FXの取引会社はネットバンクを使うケースが多いので、ネットバンクで口座を開設するのが良いでしょう。実際に使っていると、ネットバンクも使い勝手がいいですよ。

FXの取引会社を選ぶ判断基準とは2018/06/19 09:48


 FXの取引を始めたいと思っても、どの会社を通じて取引すればいいのかほとんどの人が悩みます。そこで今回は、取引会社を選ぶための判断基準について考えてみます。


私が考える取引会社選びの基準はトータルコストが安いことです。トータルコストというのは、売買手数料、スプレッド、入出金手数料など、一度だけの取引ではなく、1年間を通じて取引するための費用です。そのトータルコストが最も安い会社を選ぶのです。


そうなると、売買手数料はゼロ、入出金手数料もネット経由なら無料になるFXの取引会社の中で、スプレッドが最も安い会社を選べばよいということになります。そうすれば、トータルコストが抑えられているので、FXの売買で利益が上がれば、効率よく稼ぐことができるのです。


ただ、コストだけで測れない要素を考えなければなりません。それは、信託保全の有無と取引のしやすさです。


信託保全については、国内資本の会社であれば、政府の指導で信託保全しているわけですから、まず問題ありません。なので、まず国内資本の取引会社であることが優先です。もちろん信託保全できているかどうかのチェックを忘れないでくださいね。



 問題は取引のしやすさの確認です。それは、取引ツールや高機能チャート、画面デザインなどの操作性を確認しなければなりません。そのためには、やはりデモトレードできる会社が良いですね。口座を開設する前に、操作性を確認することができますから。


たとえトータルコストが安くても取引がし難い会社はやはり問題です。私は取引のしやすい会社を選びます。



 最後に、FX初心者が重視すべきことは、やはりその会社のサービスです。お客様をどのくらい大切に扱ってくれるのかをチェックしてください。


機器の操作が分からないときに、丁寧に対応してくれる会社が良いですね。どのように確認するのかというと、その会社が主催している無料のセミナーやメルマガ、さらにメールなどで質問して、その対応を見るなどして確認してみてください。