FXの取引できる時間は?2018/04/26 16:00

 日本で株式を売買する時は、日本の株式市場が開かれている時間帯にしか取引することはできません。いくらインターネットを使おうが、取引所が開いてなければ、取引できません。


最近、日本の取引所では取引時間が長くなってきましたが、やはり限られた時間でしか取引できません。現物株の場合は、午前9時から15時までです。しかも途中で中断が入ります。



 しかし、FXの場合は、FXの特徴にも上げていたように、取引を行う場所、つまり「取引所」が存在しないので、24時間、いつでもどこでも取引することができるのです。


FXでは、電話やインターネットを使って、「買いたい人」と「売りたい人」が、それぞれが個々に取引を成立させる方法を取っているので、このようなことができるのです。ちなみに、このような取引形態を「相対(あいたい)取引」と呼びます。


FXは「相対取引」ですから、同じ時刻、同じ通貨ペアの取引であっても、個々の取引によって、まったく違った価格で成立します。そのため、為替レートは、取引会社によって違うということが起こりうるのです。


逆に言うと、そういう取引であるからこそ、どこかの国または地域で取引をしている限り、いつでも取引に参加することができるというわけです。



 ということですから、株や商品投資のように、取引時間を気にすることはありません。あなたがしたい時に、どこにいようが取引できるのです。


これは、すごいことですよね。それゆえ、サラリーマンが副業でやったり、主婦がパートに出る代わりにFXで儲けるなんてことができるようになったのです。