売り買いを、せかず急がず待つは仁。とくの乗るまで待つも仁2017/04/18 11:10

 今回も「三猿金泉秘録」に上げられている格言を紹介します。

それは、「売り買いを、せかず急がず待つは仁。とくの乗るまで待つも仁」 です。




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 格言の意味は

 この格言は、本間宗久が言ったとされる三日待つべしの原文「心はやるときは三日待つべし、これ傳なり」と同じような意味です。


投資初心者に限らずたいていの人は、買おうと決めたら、今すぐ買わないと、せっかくきたチャンスを逃してしまうのではないかという気持ちにとらわれて買ってしまうということがよくあります。


後から考えると、なぜ、ここで買ったのだろうと疑問に思うこともありますね。特に、売り買いする時のルールがハッキリ決まっていない場合には、投資家の直感や衝動で買うことが多いので、そういうことになってしまうのです。


それは買う時だけではありません。売る時には、もっと人間の欲が感情として出てくるので、余計はやる気持ちになるようです。値洗いがプラスになって、どんどん積み上がって行くと、誰でも早く利益を出したいという気持ちが強くなってきます。


ついには今利益を出さないと、また下がりだすかもしれない・・・と恐怖心が出てくる場合もあります。そんな感情に負けて利益を確定させると、相場が急騰し儲け損なったということもよくあることです。


結局のところ、直感や衝動で取引していると、利益を出せるところで利益を出せない、出したとしても少ない利益にしかならない、あるいは儲けられるところで損失を出してしまうというようなことになってしまいます。




 ルールに則って取引すること

 なので、本間宗久が言うように、「心はやるときは三日待つべし」というように、冷静な判断ができるようになるための時間を置く必要があるんだと思います。


エントリーする時には、早すぎるエントリーにならないように、また利益を確定させる時も十分に利益が乗ってから利益確定できるように心がけなければなりません。


できればエントリーや利益確定のルールを作って、ルールに則って取引することです。そうすれば、直感や衝動で取引することはなくなります。さらに効率よく利益が出せるようになるはずです。




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