為替相場の時間帯の動きを把握する2017/05/12 10:47

 今回はインターネットを使った取引で儲けるコツの第二回目です。

FXで利益を上げようと思えば、利益が上がる確率を上げることが重要です。そのために知ってお科なければならないのは外国為替相場のクセです。相場のクセを理解しているのといないのとでは、結果に大きな差が出てきます。


それでは為替相場のクセにはどのようなものがあるのでしょうか?




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 為替相場に大きな影響を与えるのは

 為替相場のクセなどを把握しなくても、市場の動向を予測し、高確率で当てることができればよいのですが、そんなことはなかなかできません。


しかし、実需筋と呼ばれる市場参加者の行動パターンは、わりと分かりやすいのです。実需筋は同じような取引パターンを繰り返す傾向が強いので、そのパターンが分かれば利益を上げ易くなるのです。


実需筋というのは、自動車メーカーや家電メーカー、商社、石油会社など、輸出入のために海外の会社と取引するために、外国為替取引を行っている市場参加者です。


さらに莫大な資金を金融市場で運用している生命保険や損害保険会社、銀行、投資信託運用会社などの金融機関も実需筋に近い動きをすると言われています。




 実需筋や機関投資家のクセ

1.午前10時の仲値決め

 輸出入企業が外貨を売買する為替レートを決める時間です。この時に、輸出入企業はドルの売買をしますが、基本的にドル買いが優勢になる傾向があります。したがって、午前10時前にドルを買えば、利益が得られるチャンスになります。


2.午前11時と午後2時

 投資信託がドル買いに出るタイミングです。ドル高に傾き易くなります。


これだけ知っているだけで、どの時間帯に取引すれば利益を上げやすいかが分かりますね。これらの実需筋の動きを株式市場でも活用できます。考えてみてくださいね。




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為替相場のクセを把握しておく2017/05/09 10:00

 インターネットの普及によって、オンラインで簡単に株の売買をすることができるようになりました。さらにスマートフォンが普及したことで、何時でもどこでも取引ができるようになりました。


最近の株取引のしかたを見ていると、私が始めたころとはまったく違った取引になってしまい、まさに隔世の感があります。


このような時代になると、これまでのような対面取引とは違った考え方で相場に臨まなければなりません。そこで、インターネットを使った取引をするためのコツを考えてみたいと思います。




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 具体例から

 例えば為替の場合、ドル円の取引をする際に覚えておいて損がないのが市場のクセです。一般的に実需の東京市場、投機のニューヨーク市場という言い方をします。なぜかと言うと、日本では輸出入企業によるドル買い、ドル売りが頻繁に行われます。


そのため、市場に参加する輸出入企業の動向によって、為替レートが動く傾向があるからです。


ところがニューヨーク市場では、貿易取引に用いられる通貨はドルが中心ですから、アメリカの輸出入業者は為替取引をする必要がありません。なのでニューヨーク市場で取引するのは、基本的に投機筋が中心になるのです。


従って、ニューヨーク市場では実需によって動くのではなく、市場の心理で動く傾向があるのです。


このためニューヨーク市場では、アメリカの経済指標の結果に影響されて為替レートが大きく動き易いということになるのです。アメリカの雇用統計が発表になると為替レートが大きく動いて損をしたという経験がある方も多いのではないでしょうか。


逆に言うと、投機筋はそういう機会を狙って売買していると言っても言い過ぎではありません。そういう時に大きく利益を上げようと、わざと取引しているのですから当たり前の話です。




 市場の動きを考えて利益を取るには

 為替の場合、実需の東京市場、投機のニューヨーク市場という市場の性格を理解して取引の方法を考えると利益が上がりやすくなります。


我々が寝ているニューヨーク時間には、できるだけ取引に影響がないように、東京時間だけで取引するとか、逆に、ニューヨーグ時間に大きく変動すると予想して、指値で売買設定しておくなど、いろんなやり方が考えられると思います。


株式市場も為替に影響されます。また、東京株式市場はNY株式市場の写真相場と言われるくらい、NY株式市場に影響されます。このようなことを理解して、ご自分で有効な方法を見つけてくださいね。




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