投資に不可欠な心得「機に待つに即ち仁、機に乗ずるに即ち勇、機に転ずるに即ち智」2017/04/06 11:30

 投資の格言には、利益を取るためのノウハウを伝えるものが知られていますが、投資をするための心得を示してくれるものもたくさんあります。


 今日は、投資の格言というよりも心得ともいえる格言を紹介します。

 それは、「機に待つに即ち仁、機に乗ずるに即ち勇、機に転ずるに即ち智」です。




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 格言の意味

 相場の神様と呼ばれている本間宗久は、酒田五法を編み出したことで有名ですが、「三位伝」という秘伝中の秘と伝えられる3つの心得を残しています。それが、「機に待つに即ち仁、機に乗ずるに即ち勇、機に転ずるに即ち智」です。


その極意を簡単に説明すると、チャンスが来るまで精進しながら待つことを意味するのが「仁」、チャンスが来れば果敢に乗るのが「勇」、気持ちや考えを切り替えて柔軟な対応ができることが「智」です。


投資にはこの3つの心得が不可欠だと本間宗久は説いています。もちろん、これらの3つを実行するには、まず自分自身に打ち克たなければなりません。




 投資は相場との闘いではない

 今これを初めて聞いた方は、そんなことは当たり前のことだと思う方も多いはずです。当たり前と言えば当たり前のことなのですが、知っていても実行できなければ何の意味もありません。


これをその通り実行できる人がどれくらいいるのかと考えると、それほど多くないように思います。知っていることと確実に実行できることとは、まったく次元が違います。


不確実性の高い相場は無視して、高い勝率が期待できる相場がくるまで、辛抱強く待つことができるかどうかがポイントだと思います。


投資というのは、相場との闘いではありません。自分との闘いでしかないのです。それは、今も昔もまったく変わりがありません。


「仁」「勇」「智」にもとづいて行動する方法を編み出すことが、投資で安定した利益を上げる方法ではないかと思っています。ぜひ、自分なりの方法を見つけてくださいね。




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