テクニカル分析を上手く利用するには2018/08/22 09:46


 FXの取引を始めてから経験の浅い人にとって、為替の動きを予想するというのは、とても難しいことです。しかし、為替の動きを予想しなくても、テクニカル分析ツールを上手く利用すれば、利益を上げることはそれほど難しくはありません。


プロの方や取引経験の長い人は、為替の動きをある程度予想して、取引を組み立てるだけでなく、分析手法を上手に取り入れています。分析手法には、大きく分けるとファンダメンタルズ分析とテクニカル分析とがあります。


最近、初心者の人がFXを気軽に始められるようになったのは、コンピューターとインターネットの発達によって、これらの分析が簡単にしかもかなり細かくできるようになったからです。


特に、テクニカル分析手法にはさまざまな手法がありますが、パソコン画面でいろいろな分析結果が瞬時に表示されるようになりました。これがFX取引が個人投資家に拡大した大きな理由だと思っています。



 どのテクニカル分析手法を使うかは、個人の好みもありますが、基本はローソク足チャートです。これに移動平均やボリンジャーバンド、MACD、ストキャスティクスなどを絡めて見ている人が多いようです。


為替の動きを予想する上で大事なことは、チャートの動き方です。歴史は繰り返すとよく言われますが、チャートの動きは、やはり同じように繰り返しの動きになっています。まったく同じように繰り返すことはありませんが、似たような動き方をするのです。なので、チャートの動きを見ていれば、ある程度予想できるのです。


さらに、月足チャートを見たうえで、週足チャートを見ると、月足の大きな動きの中で、週足がどの位置にあるのかが分かります。なので、これから週足がどのように動くのかが予想できるのです。つまり、大きなサイクルの動きを捉えて、小さなサイクルで予想すると、予想の精度が上がります。


最初は慣れないので難しいかもしれませんが、毎日見ていると、だんだんと分かってきます。なので、毎日チャートをチェックする習慣をつけてくださいね。