システムトレードとは2018/07/21 10:27


FXの取引をしている方の中には、システムトレードをしている方が少なくありません。していなくても興味を持っている方はたくさんいると思います。



 システムトレードというのは、取引ルールをコンピューターにプログラミングしておき、そのプログラム通りにコンピューターを使って、自動で機械的に取引することです。


システムトレードは、ファンドや大手の証券会社、銀行などの企業が積極的に摂りいれており、大型コンピューターを使って1秒間に何千回という取引をするなど、1日24時間無人で取引を行っている企業もあります。


最近では、個人投資家でも使えるような汎用型のシステムが販売されているので、このようなシステムを使ってトレードしている個人投資家が増えています。日本では、まだ少ないようですが、欧米では個人がシステムトレードすることが一般的になっているようです。



 日本で行われているシステムトレードにもいろいろな種類があります。市販されているソフトを購入したり、取引会社にあらかじめ用意されているシステムを使ってシステムトレードしている人もいます。


さらに、独自にシステムを作ってシステムトレードするというような個人投資家もいるようです。いろんな形でシステムトレードが定着してきたように思います。



 しかし、いくらシステムトレードを使って取引したとしても確実に利益が出るとは限りません。なぜかと言うと、所詮人間が作ったルールをシステム化したにすぎないので、100%利益が出せる訳ではないのです。まだ、絶対に損することがないシステムが完成しているわけではないのです。


なので、システムトレードでも損失が出ることもあるし、破産に至ることもあるということを理解して使ってくださいね。

スキャルピングとは2018/07/27 10:57


 FXの取引をした経験がある人ならスキャルピングという言葉を聞いたことがあると思います。スキャルピングというのは、小さな利益でもいいので、短い時間で売買を何度も繰り返しながら利益を取るというFXの取引の仕方を表す言葉で。FXの取引をする人に多いデイトレの方法だと言えます。


スキャルプというのは頭の皮を剥ぐという意味で、アメリカインディアンが殺した敵の頭の皮を剥ぐことからきているようで、薄い利益を剥ぎ取ることからきているのかもしれませんね。


スキャルピングという手法はそもそも株式市場で、ひとつの銘柄を買って、利益が出たところで売るというやり方で利益を上げることを繰り返していたことから、この言葉が広がっていったと言われています。



 FXの投資家の間では、デイトレードをしている人たちの利益の上げ方として定着しています。小さな利益でも確実に取れることから、デイトレードの利益の上げ方として定着しスキャルピングという手法として確固たる地位を得たということです。


このような利益の上げ方が定着したのは、最近のコンピューターの発達によるデータ解析の高度化と高速化が影響しています。さらにシステムトレードの普及も拍車をかけたようです。


大型コンピューターを使えば、それこそ1秒間に何千回という取引ができるのですから、たとえわずかな利益であっても、取引回数が多くなれば、それだけ大きな利益を上げることができるからです。


ただ、スキャルピングを個人でやろうと思えば、システムトレードをしないのであれば、取引する間ずっとコンピューター画面とにらめっこしていなければなりません。なので、精神的、肉体的につかれてしまうので、私は止めた方がいいと思っています。


スキャルピングをするのなら、それ相応の準備が必要です。よく考えてから行うようにしてくださいね。