放れて十字、翌日安寄りは暴落の兆しあり2017/03/28 10:36

 先日、雪山での登山訓練中に雪崩に遭って高校生と教諭8名がなくなる痛ましい事故が起きました。


このような事故は雪山だけでなく投資でもしばしば起きることです。投資の場合は「暴落」という表現が使われます。


暴落も雪崩と同じように予兆が有ります。その予兆を理解できるかどうかは、まさに経験がものをいうのでしょう。それはどのような世界でも同じですね。


今日は、相場の変わり目で暴落のサインを示唆してくれる格言を紹介します。

それは、「放れて十字、翌日安寄りは暴落の兆しあり」 です。




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 格言の意味

 ローソク足を見ていると時々十字線が出てきます。十字線というのは、始値と終値がまったく同じになる時に現れます。始値と終値が同じだと胴体がないローソク足となるので、見た目から「十字線」と言われています。正式には「寄付き同時線」と呼びます。


十字線が出ると相場の転換が近いことを示すと言われていて、相場が大きく動くサインだと考えられています。どうして相場の転換期を示すのかというと、始値と終値が同じということは「買いたい人」と「売りたい人」のバランスがちょうどよくとれている状態なのです。


なので天井圏や底値圏で十字線が出ると相場の転換点が近い可能性があるのです。特に、「放れて十字」というような窓を開けて出た十字線は、「捨て子線」とも言われていて、相場の転換の可能性が高いことを知らせるサインなのです。


このシグナルをより確かなものとして確認する方法は、翌日の寄り付きなのです。十字線よりも安く寄り付けば、相場が下落する可能性が高いと言えます。それだけではありません。暴落する可能性さえあると、この格言は教えているのです。


なぜかというと、投資家の多くが買いエネルギーが尽きたと判断し利益確定させたり、あるいは空売りしたりするために、総崩れとなり暴落になるからです。




 サインが出た時の対応

 こういう場面に遭遇した時は、たとえ大きな損失を出したとしても撤退すべきです。高値で買った投資家の処分売りが済むまで積極的な買い手が現れないので、調整が進むためにはかなりの日数が必要となるからです。


 ローソク足はとても役に立つツールなので覚えておくと便利です。ぜひ酒田五法を勉強してくださいね。




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