覚えておいて損のない格言「閑散に売りなし」2017/02/13 11:13

 格言の中には覚えておくととても役に立つものがたくさんあります。そんな格言の一つが、「閑散に売りなし」 です。


この格言はもちあい相場での対応を示したものです。知っている方もたくさんいると思います。




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 格言の意味は、

 大きく動いた後、相場が上にも下にも動かず無風状態になることを保合(もちあい)と言います。保合いになると、初めのうちはそこそこ取引もあるのですが、動きが小さくなるにつれて取引が少なくなっていきます。


そして最後には動かなくなってしまいます。そうなると、市場は閑古鳥が鳴くような状態になってしまうので、市場は超弱気です。


そこまでいくと、わざと売ってくる人が出てくるので、相場はさらに下げ基調になります。しかし、相場の流れで下げたわけではないので、いったん売り物が一巡すると急激に反騰します。


そうなると、今まで長いもちあい期間を我慢していた投資家が一気に買いに出てきます。売った人も買い戻す流れになり、予想もしないような上昇相場になるのです。


「閑散に売りなし」というのは、こういう状況で売り込むようなバカなことは止めなさいと教えているのです。




 保合いになった状況がポイント

 また「保合い放れにつけ」という格言がありますが、もちあいというのは底値圏で起きるとは限りません。高値を付けた後でもちあい状態になる場合もあります。


なので、上げた後のもちあいなのか、下げた後のもちあいなのかを見きわめなければ、次の対応ができません。


もちあいになってしまうと動かないので面白くありませんが、動き出すまで辛抱強く待っていれば、やがて楽しみがやってきます。なので、相場の状況に合わせてしばらく休むというのがいいかもしれませんね。




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