相場は大逆張り2017/01/30 10:29

初心者向けの投資の本には、こういう買い方をしなさいと書かれているのが、「順張り」とか「逆張り」とか言われる取引の方法です。


 「順張り」と「逆張り」とでどのような違いがあるのでしょうか?また、投資の初心者にとって、「順張り」と「逆張り」のどちらがいいのでしょうか?


 そこで今日は、初心者には難しいかもしれませんが、「相場は大逆張り」という有名な格言を紹介します




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 「順張り」「逆張り」とは

 まず「逆張り」というのは、相場の進む方向に逆らって取引するやり方です。つまり、今下がっているのだから、これから底を打って上がり始めるだろうと考えて買うことです。


売る場合も同じです。もうこれ以上は上がらないだろうと考えて売り注文を出すのが「逆張り」です。


「逆張り」に対して「順張り」というのがあります。これは、「逆張り」の反対ですから、今上がっているのだから、もっと上がるだろうと考えて買っていくのが、「順張り」です。


売りの場合は、もっと下がるだろうと考えて売っていきます。「順張り」というのは、相場が高値圏にある時は、さらに上がると思って買っていくのですから、怖くてなかなかできません。


なので、初心者にはちょっと難しい投資法だと考えてよさそうです。プロの投資家が使う手法でもあります。


ところが、投資している人の1割~2割だと言われてる相場で儲けている人は、「逆張り」よりも「順張り」で利益を出しています。


ならば、どのようにして「順張り」で利益を上げるのかというと、それは「利乗せ」という投資手法を使うからです。




 利乗せとは

 いくらプロが「順張り」で利益を上げているからと言って、「逆張り」をしていないということではありません。「逆張り」でエントリーするのは誰でも同じです。上手くエントリーできるかどうかも初心者とまったく同じ条件です。


そこをクリアして、上手くエントリーできたとします。そこからの対応が違うのです。上手く上昇トレンドに乗れたとします。押し目が入りますから、そこで買い増しをするのです。


そして、また次の押し目でも買い増し、どんどん買い増しをしていきます。それが「利乗せ」という手法です。上昇トレンドで、どんどん買い増しするのですから、上昇している限り、利益がどんどん乗ってきます。


そして、トレンドの転換点だと考えれば、一気に利益確定させて終わりです。この「利乗せ」ができるかどうかが、初心者とプロとの違いなのです。




 投資の基本は逆張り

 格言に戻ります。ここまで説明したように、投資の基本は、「逆張り」なのです。逆張りができて初めて、利益が上げられる第一歩を踏み出したことになります。


特に、大きなサイクルの転換点では、「大逆張り」に徹しなければなりません。ということですから、この格言は、相場は大逆張りで始まると言っているのです。




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