年末接近で利益確定売りが増える2016/12/06 11:39

昨日は暖かかったですが、今晩あたりから冷え込んでくるそうです。今週は、あの砂漠の国に雪を降らせたという寒気が入ってくるので、かなり冷え込むようです。


寒さは苦手なので、寒くなると出かける気になりません。とは言っても、師走ですから、どうしても出かけなければならないこともあります。


出かけてしまえばなんてことないのですが、寒さというのは人の行動を変える力があるようで、出不精にしてしまいます。


今日は、季節が人間の行動や心理状態を変えるという話をします。




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 年末は人の思考を変える

 毎年のことですが、12月半ばを過ぎると、「年末接近で利益確定売り」という新聞記事をよく目にするようになります。


これは年末が近づき市場の取引がさらに細る前に利益確定や持ち高調整をすませておこうとする投資家の売りが目立つからです。


 特に、史上最高値を更新している状況だと、なおさらのことリスクをとって上値を追うという市場参加者が少なくなるそうです。NY株式市場もそういう状態になっているので、これから要注意の時期になりそうですね。


なぜかというと、損失を抱えたまま年を越したくないという心理が働くからなのです。これは年末特有の心理かもしれませんね。




 元旦は日本人にとって特別な日

 日本人は特にそういう意識が強いと思います。年末のザワザワとした雰囲気から大晦日、元旦へと繋がる時間の流れは特別なものがあります。


年末の騒がしさが一掃され、一夜にして厳かな凛とした張りつめた雰囲気に変わる様は知らない人が見ると異様に感じるかもしれませんね。日本人は特別な感情に浸されるので好きですね。やはり、元旦は我々日本人にとって特別な日です。


こんな背景があるからこそ、年末には利益確定の売りが増えるのだと思います。日本以外の国でも程度の差はありますが、同じような心理状態になるのだと思います。


合理的な考え方をする欧米人も、新たな気持ちで新年を迎えたいと考えているのでしょう。




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初心者の方がマイルールを作るには2016/12/07 10:34

 投資を長くやっていると、知らぬ間に取引のしかたがある程度決まってきます。どのようにすれば利益が取れやすいのかが分かってくるからです。そのため意図していないのに、取引する時に決め事(ルール)ができ上がってきます。


あまり自覚していない方が多いのかもしれませんが、うすうす感づいている方も少なくないのではないでしょうか。なので、自分だけしか知らないその決め事(ルール)を文章にすれば、マイルール作りは終わりです。


ルールを作るだけなら、それだけで終わりなのですが、肝心なのはそのルールを使って利益を上げていくことと、より利益が上がるようにしなければなりません。そのために何をすればいいのでしょうか?




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 マイルール作りに必要な物とは

 初心者の方がマイルール作りに必要なのは先ほど説明した、取引する上での決め事です。これがなければルールを作ることができません。もしないのであれば、このような取引のしかたをしたいというものでもかまいません。


最初は、とにかくある程度の形ができていれば十分です。そのルールで確実に利益が出せるかどうかは、今の時点ではあまり問題ではありません。


実際に取引していけば、いくらでも問題点は出てきます。それらの問題点をどのように改善し、ルールとしてどのように変えていくのかが重要なのです。




 マイルール作りで最も大事なことは

 それはルールを守るという決意です。たとえルールができたとしても、それはまだは完全なものではありません。完全に機能する完璧なルールなんて作れるはずがないので、そのような物を作ろうなんて考えないでください。


たとえ不完全なルールだと分かっていても、一度決めたルールですから、それをかたくなに守ることができるかどうかが重要なのです。


人間というのは、とてもいい加減で勝手です。どんなに完璧なルールを作っても、その場その場でルールを変えてしまいます。


自分に都合のいいように考えて、ルールを変えて取引をしてしまうものです。その結果、上手く行くこともありますが、たいていは思惑が外れて損失を拡大させてしまうことになるのです。


そういう経験をした方もたくさんいると思います。ですから、どんなに不完全なルールであっても、このルール通りやっていくんだという強い意志がなければダメなのです。




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自動売買ソフトの実力とは2016/12/08 10:39

 最近、自動売買ソフトを使って取引をする人が増えています。自動売買ソフトはFXの取引で使うことが多かったのですが、株式の取引にも使われるようになってきました。


自動売買のソフトを使いたいと考える人が増えているようなので、今日は自動売買ソフトについて考えてみます。




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 自動売買ソフトの実力

 株式取引についての実績はよく分かりませんが、FXの取引で自動売買ソフトを使うと、確かに利益は出ます。パソコンに一度セットしておけば、後は放っておいても取引してくれるので、会社勤めをしている方などには、とても便利なツールだと思います。


ただ問題なのは、勝率と利益率です。必ず儲かるというものではありません。ソフトによっていろいろあるようですが、勝率が8割を超えるようなものは聞いたことがありません。


自動売買ソフトを使っていても損失が出ることもあるので、あまり過大評価しない方が良さそうです。


ここが最も肝心なところなのですが、一度セットすれば永久に使えるという訳ではありません。何年間も使われている自動売買ソフトなんて聞いたことがありません。短ければ3ヶ月くらいしか持たないものもあるようです。




 10年後、20年後でも使えるノウハウ

 私は自動売買というのは、あまり好きではありません。永続性に疑問があるからです。それに、肝心な部分の考え方がハッキリしないからです。


マイルールを自動化するのなら使いたいと思いますが、市販のソフトでは取引の考え方をオープンにしてくれないので、信じる気になれないのです。それに人間が作るものですから、やはり限界があること、そして改良し続けなければ使えるものになるとは思えないのです。


自動売買ソフトを使うよりも、伝説的な相場師と言われる是川銀蔵や本間宗久などののノウハウの方が価値があると思っています。たぶん、彼らのノウハウを使えば、今でも十分利益を上げることができると思っています。


そのようなノウハウを手に入れて、自分のものにすることに努力する方がいいのではないでしょうか。




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マイルールに必要な3原則とは2016/12/09 11:23

 マイルールを作ろうと思いついた時に、どのような内容にすればいいのか誰でも悩みます。自分がやっている取引のしかたを文章化すればいいだけなので、あまり悩む必要はありません。


あまり大雑把なもので、こんな時にどうすればいいのか迷うようではいけません。また、あまりに細かすぎて、いちいちマイルールを確認しなければ取引できないようでは困ります。



 マイルールを作るうえで、これだけは押さえておきたいことがあります。私はこれをマイルールに必要な3原則と呼んでいます。




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 マイルールに必要な3原則とは

1.シンプルであること

 条件などがついていると判断に迷うことがあるので、判断しやすいように、できるだけシンプルなものでなければなりません。


2.ルールの数を少なくすること

 ルールの数がたくさんあって、今回はどのルールを使う?と迷うことがないようにルールの数はできるだけ少なくしましょう。できるだけ、素早く判断できるようにしておく方が、取引する時に便利です。


3.定量的なルールにすること

 定性的なルールはダメです。誰でも判断できるように指標を使って定量的なルールにしましょう。




 マイルールの見直しを継続する

 取引する時に、簡単に判断できるようにすることです。できるだけ分かりやすいものにしましょう。


マイルールの雛型を作るのは簡単です。しかし問題はその後です。マイルールを見直ししていくことです。より使いやすく、より利益が上がるように見直しを筒是毛なければなりません。


そのためには、試行錯誤が必要です。試行錯誤しながら、見直ししてください。試行錯誤しながら悩んでください、そして、決めたルールは、かたくなに守ってください。




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なぜ、本来取るべき値幅が取れないのか?2016/12/10 11:14

 投資で利益を上げるには、価格が安い時に買って上がれ売ればいいというのが基本です。実際に、そのような考え方で安易に取引をしている人が少なくありません。


実際のところ、その通りにできれば利益は上がります。しかし、そうするための基本的な戦略がなければ上手くいきません。



 それでは、どのような戦略をとればいいのでしょうか?




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 どのような戦略で利益を取るのか?

 あなたが相場の値動きの中で利益を取るには、次の2つの取り方があります。それはたとえ勝率が悪くても値幅を取る取引をするのか、あるいは値幅は小さくても勝率を高める取引をするのかです。


投資で利益を上げるための秘訣は"損小利大"です。損を小さくして利益を大きくするという意味です。ところが、個人投資家の多くは"損大利小"となっているため、資金を減らし取引を続けられなくなって市場から去っていきます。


"損大利小"になるのは、値幅を取る取引をしているにも関わらず、取るべき値幅が取れないからです。




   なぜ、本来取るべき値幅が取れないのでしょうか?

 それは利益を失いたくないという感情に影響されてしまうからです。できるだけ勝率を上げたいという思いが強いために、早く利食いして利益が小さくなってしまうのです。


逆に勝率を上げる取引をしている人は小さな値幅でいいと思いながら、実際には大きな値幅の利益を上げたいと思って取引してしまいます。その結果、取引がグラついて本来取るべき利益が取れないのです。




 自分の投資スタンスは、一体どっちなのか?

 勝率も上げたい、大きい値幅も欲しいと言うのは無理です。勝率を取るなら値幅は小さくなるし、値幅を取るなら勝率は低くなります。


自分の投資スタンスがハッキリしていない人は、勝率と値幅の両方を求めてしまいがちです。その結果、"損大利小"の取引になり利益が上がらない状況に陥ってしまうのです。



 自分はどちらのタイプの投資をしたいのか?

 自分はどちらのタイプの投資をしたいと思っているのか、ここでハッキリと決めてください。そして、自分に合った投資スタンスをにしてくださいね。




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