相場は人気7分に材料3分2016/10/31 10:32

   相場というのは、基本的に社会や経済の状況に従って、需給関係で動くのが普通です。しかし、そのようなことに関係なく、人気相場という言葉があるように、人気とかムードで買われる相場というのがあります。


株の場合だと、企業の悪い噂が立つと、その噂だけで売られるということが起きることがあります。何の根拠もないのに、噂や人気で相場が動いてしまうのです。


 そのようなときに、どのようにすればいいのかを教えてくれる格言があります。

 それは、「相場は人気7分に材料3分」 という格言です。




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 格言の意味は

 何の根拠もないのに、噂や人気で相場が動いてしまうような場合には、その流れに乗った方が良いと、この格言は教えています。


ただ、「人気に逆向かい」という格言もあるので、一つ覚えのように、人気になっているとか、みんなが買っているからと流れに乗るのがいいとも限りません。やはり、状況を見ながら、人気に乗るかどうかを判断しなければなりません。




 あまり気に掛ける必要はない

 この格言はあまり気にしなくてもいいと思います。なぜなら、最近の投資家は、テクニカル分析などのインジケーターを見ながら取引している方が多いので、人気とかムードで取引する傾向が薄れてきているからです。


人気で買われていたとしても、このようなインジケーテーの数値が、それも加味してくれるので、あまり気にしなくてもいいような気がします。ただ、人気で買われている場合、インジケーターの動きに異常な数値として出てくる可能性はありそうです。


このように、経済の実態とかけ離れた動きになった場合に対応していくために我々が気をつけなければならないことは、自分で決めたマイルールに従って、ルール通りに取引することです。


決められたルール通りに取引をしていれば、人気がどうの、噂がどうのと考えることもありません。極端なことを言えば、経済の状況すら知る必要ないのです。


ぜひ、しっかりとしたマイルールを作って、ルール通りに取引をしてください。




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