思い付きだけでは利益を上げ続けられない ― 2016/08/19 11:48
投資を始めて間もないころは、取引のしかたがよく分からないこともあって、思いつきで取引する人が多いと思います。ビギナーズラックなどもあって、思いつきで利益を上げることができる事もあります。
しかし、そういうやり方ではコンスタントに利益を上げることができません。それが分かるまで時間がかかるようです。それを理解するまでに大きな損失を出してしまって、投資を続けることができなくなって止めてしまう人が少なくありません。
そのようなことにならないためにも、覚えておいてほしいのが、この格言です。
「思いつき商い後悔の因」
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なぜ思いつきで取引してしまうのか?
投資を始めたころは、買い時期や仕切りのタイミングがよくわかっていないので、ここで買えば儲かりそうだとか、今売っておかないと下げたらせっかくの利益が飛んでしまう、なんて思いつきで売り買いしがちです。
思いつきですから、上手くいくこともあれば損することもあります。しかし、たいていの場合損してしまいます。
特に、テクニカル分析を使って取引していると、チャートを見ていると買いのタイミングに見えたり、売りのタイミングはここだと思えてくるので、その場の思いつきで行動してしまいがちです。
いくらテクニカル分析ツールを使っていても、売買ルールがハッキリしていないのですから、当然の結果です。そんなことを何度も繰り返していると、売り買いのタイミングを考えるようになります。そうしなければ利益が出ないからです。
そして、テクニカル分析ツールの指示が、こういう時に買って、こうなったら売るというように、試行錯誤しながらルールを作るようになってきます。そうして、試行錯誤を重ねていくうちに、利益が出るようになってきます。
後悔しないためにルール化すること
振り返ってみると、思いつきで取引すればするほど損が出ていたように思います。そういうことが分かってくると、取引のしかたをルーチン化する人が増えてきます。
ルール化してルール通りに取引する方が利益が上がることが分かれば、後はルールに従ってじっと我慢するようになります。買いや売りのタイミングをツールが指示してくれるまで、ただひたすら待つのです。ただ辛抱して待つだけです。
ただ問題は、月間の予想利益というのがなかなか達成できないことです。利益が出るときは出るし、出ないときは全く出ません。
そういう問題はありますが、思いつきの取引は止めて、自分なりのルールを決めて取引しましょう!
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