慢は損を招き、謙は益を招く2016/06/27 10:31


人間というのは面白いものです。自分のやっていることがことごとくはまり、儲かってくると途端に謙虚さを失ってしまいます。先ほど庶民の力で辞めざる得なくなった桝添東京都知事などがいい例だと思います。


投資で勝ち続け、投資資金の10倍くらいの儲けが出たりすると、途端に自信過剰になるようです。その儲け方が凄まじければ凄まじいほど、そういうような状態になりやすいようです。しまいには、もう負ける事なんかないんじゃないかと思うようになってしまいます。


 世の中、それほど甘くはありません。山高ければ谷深し、上がった相場は自らの重みで落ちるという格言通り、そういう人は自滅していくのです。


運よく予想外の利益を得た時に思い出してほしいのが、この格言です。

 「慢は損を招き、謙は益を招く」




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 格言の意味するところは

 もう少し現代的な言葉にしてみます。自分は投資の才能があるなんて思ってはいけない、そう思った時から、破滅が始まる。なので、常に自分自身の能力を疑って見ることが大事だということです。


 人間と言うのはどうしようもないもので、儲かり始めると途端に傲慢になってしまいます。誰でもそうなるようです。そうならない人の方が少ないと思います。


投資とは関係のないところで、こういう例はたくさんあります。歴史をみれば、いくらでも簡単に見つかります。「おごる平家久しからず!」あの平清盛さえもが、慢心から滅亡することになるのです。


さらに、「ブルータス、おまえもか!」で有名なシーザーもそうです。織田信長、豊臣秀吉、・・・、数え上げればキリがありません。




 損をしている時ほど謙虚になる

 私の経験をふり返ってみると、損をしている時ほど謙虚になっているような気がします。大儲けした時ほど、注意をしないとダメです。その後に、必ず落とし穴が待っています。


お金を失うぐらいならまだいいのですが、最悪の場合、友達をなくしてしまいます。お金が儲かったからと言って、友人に自慢しているようではダメですね。


運よく儲かっただけなのですから、言ってみればあぶく銭が入っただけだと思って、儲けの1~2割くらいを困っている人に寄付するぐらいでなければなりません。できる人は、半分くらい寄付して欲しいですね。それくらい謙虚になれば、また女神が微笑んでくれるはずです。




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