リスクを軽減するには? ― 2016/06/17 10:28
投資はリスクをとらなければ、リターンを得ることができません。極端な言い方をすれば、安全に確実に利益を上げることはできません。大きな利益を取りたければ、大きなリスクを取るしかないのです。
分かり切ったことなのですが、投資経験がない人ほどリスクを取りたがらないようです。しかし、投資で利益を上げている人は、利益を上げるために積極的にリスクを取りに行きます。リスクを取ると言っても、事前に分かっているリスクは取らないようにしています。それだけではありません、リスクを軽減する方法をちゃんと理解し対応を取っているのです。
それでは、どのようなリスクの軽減をすればいいのでしょうか?
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リスクを軽減する方法
投資でリスクを軽減する方法として、次の2つがよく知られています。
1.ドルコスト平均法
投資経験の有無にかかわらず、とても有効な方法です。この方法はとても簡単です。1つの投資対象に対して定期的に、同じ金額の投資を行うだけです。
例えば、金投資をするのであれば、給料日に毎月1万円分純金を買うだけです。投資を行う金額はいつも一定ですから、金の価格が安い時にはより多く購入でき、高いときには少ししか購入できません。しかし結果として、金1gに支払う平均コストは、常に平均市場価格よりも安くなります。
ドルコスト平均法の利点は、次の通りです。
①投資リスクの減少
ドルコスト平均法を使うと、間違った投資対象に対して、資産をつぎ込んでしまうリスクを避けることができます。
②定期的な投資
ドルコスト平均法は長期の投資に向いています。定期的に一定の投資を長く続けるほど、より幅広い価格で購入することができるからです。
2.分散投資
分散投資とは、より多くの金融資産に投資資金を振り分けることによってリスクを分散させることです。つまり、ある1つの金融資産への投資がうまく行かなかった場合に起こるポートフォリオ全体に対する影響を小さくすることができるのです。
債券、株式など主な投資対象すべてに投資することです。不動産や貴金属に投資することによってさらに分散化を行う投資家もいます。
しかし、分散投資をするとマーケットが下向きのとき、ポートフォリオの下落幅はマーケットに対して少なくなる可能性がありますが、同時にマーケットが上向きのときポートフォリオの上昇幅も少なくなります。
個人投資家は分散投資をすべきではない
私は投資のテクニックとして、ドルコスト平均法は積極的に利用する方が良いと考えています。しかし、分散投資はすべきでないと考えています。
なぜなら、分散投資というのは、アラブの王族やビル・ゲイツのような大金持ちがやるべき投資法だと考えているからです。彼らは、自分の資産を維持できればいいと考えています。
たとえ1%の利益率でも、投資額が大きいので利益額も莫大な金額になります。それに比べて、億単位の投資をすることができない、我々のような一般投資家は、集中投資しなければ、お金持ちになることはできないからです。
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