株式投資の運用成績は銘柄選びだけでは決まらない?2016/06/05 09:06


 株式投資は銘柄選びが全てです。上昇銘柄を上手く捉えることができれば儲かると考えている方がほとんどだと思います。ところが、銘柄選びも重要なことには違いがありませんが、それよりも大事なことがあるのです。



 銘柄選びよりも重要な事とは何なのでしょうか?




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     銘柄選びよりも重要な事とは

 10年近く前に日経新聞に掲載された記事を紹介します。2007年7月からの株価の下落局面で個人投資家の運用成績がどうだったのか、日経新聞がアンケート調査したものです。


2007年7月以降2008年3月までの日本株の運用成績がプラスだった人はたった13%でした。この間の日経平均株価の下落率は約31%。50%以上の含み損を抱えた人が12%。数少ない勝ち組投資家の特徴の1つが損切りルールを徹底したことでした。


株式投資は銘柄選びが運用成績を決めると思いがちですが、損切りできるかどうかが結果を大きく左右するのです。この下落局面で損切りしなかった人が75%にものぼっていたそうです。運用成績がプラスだった人は、相場の状況を静観することなく早い段階で損切りし上がれば売る「小刻みな売買」を繰り返した投資家が多かったということです。


このアンケート調査の結果はとても参考になります。損切りの大切さがよく分かります。そして損切りできない人がなんと75%もいるのです!




 あなたは躊躇することなく損切りできますか?

 損切りできない気持ちはよく分かります。誰でも損するのは嫌ですからね。含み損はまだ損失が確定していないから耐えられる、しかし、損失を確定させるのは耐えられない!それは含み損であれば、また戻して損でなくなるかもしれない、という淡い期待を感じているからなのでしょう!


しかし現実は、損切りせずに持っていれば、含み損が膨らむだけで、結局身動きがとれない状況になってしまって、塩漬け状態のまま放置するという人が多いということだと思います。


思惑が外れて下げ始めたら、思い切って損切りし相場を眺めながら次の手を考えるということが、なかなかできないようです。損切りして、身軽になった方が次の儲けの波に乗りやすいということが分からないのでしょう。


やはり経験が必要だということでしょう!そうなんですよ。大失敗した経験を積めば、嫌でも損切りすることを覚えますからね。皆さんは、どうですか?損切りしてますか?


何度も痛い目に合わなければ、我々のような凡人投資家には分からないのかもしれませんね。損切りを早めにする方がいいと分かっていても、損切りが早すぎて利益をとることにならないという経験もしています。そんな失敗を繰り返しながら、やっと損切りのポイントを理解することができました。




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