何のために投資をするのか? ― 2016/03/11 17:08
ブログを始めるにあたって、いきなりですが、私が最も伝えたいことを書くことにします。
投資とは何なのでしょうか。何のために行うのでしょうか。
投資はギャンブルと同じ
私は投資というのは基本的にギャンブルだと考えています。
なぜギャンブルだと考えているのかというと、お金を使ってお金儲けをするからです。これは競馬や競輪と同じです。競馬では馬券を買って、当たればお金が儲かります。投資は株券などを買って株価の上昇を待ってお金を儲けるのです。ギャンブルと何ら変わらないじゃないですか。
ギャンブルは、競馬や競輪のように国家が公認しているものと野球賭博のように公認されていないものとがあります。
国家が公認している競馬や競輪に賭けても罪に問われることはありませんが、公認されていない野球賭博をすると犯罪です。
「投資」はギャンブルとは認定されていないので大手を振って行うことができます。最近では、政府がNISAのようなしくみを導入し、一般の方でも投資をしやすい環境づくりを勧めています。むしろ国を挙げて投資を奨励していると言っても言い過ぎではありません。
なので、投資は大っぴらにできます。何の後ろめたさもありません。しかも、「知的ゲーム」として、もてはやされているくらいです。
日本では「博打打ち」は白い目でみられますが、ウォーレン・バフェットやジョージ・ソロスのような大投資家は、尊敬されるだけでなく羨望の的にすらなっています。このような大投資家を目指して投資をしている人も少なくありません。
何のために投資をするのか?
投資をしている人は何らかの目的をもっています。目的がなければ投資をすることはできないはずです。たまに、ギャンブルと同じようなスリルと興奮を味わうために投資をしている人もいるようですが、たいていの人は、夢や目標を実現するための資金作りのために行っています。
それは老後の資金を得るためであったり、家族旅行をするためであったり、人それぞれ目的が違います。投資をする目的がハッキリしていれば、それでいいのです。
ところが最近はムードというか、FXは儲かるからとか友人がやっているからとか、そんな理由で投資を始める人がとても多いような気がします。そんな気持ちで投資をしても、けっして利益を上げることはできません。
投資家としての天性を持っている人を除いて、我々のような凡人は、やはり明確な目標とスケジュールを立てた上で投資を始める必要があります。毎月コンスタントに利益を上げようと思えば、投資のルールを作って、感情をできるだけ抑えて取引することが重要です。
そうした地道な作業をコツコツとこなすことでやっとコンスタントな利益につながるのです。投資というのは、とても地味な作業です。自分で決めたルール通りの状況が来るまで辛抱強く待っていなければなりません。
思惑だけで取引をしてもたまに勝つこともありますが、たいていの場合損をしてしまいます。そんな地道な作業に耐えられるのは、自分が達成したい目標があるからなのです。どうしても達成しなければならないと思えば、少々のことは辛抱できるのです。
ですから、投資で何が大事かと聞かれれば、私は「目標」だと答えます。しかも、その目標は具体的であればあるほどいいようです。漠然とした目標ではダメなのです。具体的であればあるほど、達成が早いような気がします。間違いありません。
皆さんも、具体的な目標を立ててください。スケジュールまで作ると、よりいっそう達成する可能性が高くなります。これから投資によって大きな夢を叶えて欲しいと思います。